コクヨの新たな音楽プロジェクト「ORDINARY AUDIO」
コクヨ株式会社が展開する新たな取り組み、「ORDINARY AUDIO」が7月16日より始動します。これは、インハウス・デザインコレクティヴ「YOHAK DESIGN STUDIO」が手掛けたミュージック・カセットシリーズで、日用品の新たな価値を音楽を通して再定義することを目指しています。
「COPY CORNER」の新たな挑戦
「COPY CORNER」は、ただの印刷ショップではなく、デザイナーたちが集まり、日用品を「リ・カバー」する拠点として2014年に開設されました。様々なクリエイターと協力しながら、印刷を通じて新しいアイデアを生み出す多様性を持ったプロジェクトです。これまでにも文房具やアート作品などを手掛けてきましたが、最新のプロダクトとしてカセットテープが誕生しています。
カセットテープは、特に近年、オールドスタイルな音楽メディアとして再評価され、DIY精神を象徴する存在でもあります。この新しい音楽シリーズ「ORDINARY AUDIO」では、生活の中に音楽を取り入れ、心の豊かさを感じられる商品として提案されています。
カセット音楽の新しい風景
初めのラインナップは、様々なジャンルで活躍する5組のアーティストによる新作が揃います。言わずと知れた音楽家たちがそれぞれの魅力をカセットという形で表現することで、聴く人々に新たな体験を提供します。
- - 岡田拓郎 — 「Print Music」 8曲収録(19分47秒)
- - in the blue shirt — 「Life on Repeat」 2曲収録(18分46秒)
- - H. Takahashi — 「Furniture」 2曲収録(17分)
- - BROTHER SUN SISTER MOON — 「Room In Frame」 6曲収録(19分04秒)
- - Summer Eye — 「黒蜜舟」 4曲収録(18分24秒)
各タイトルは、リソグラフ印刷による美しいデザインのペーパーボックスに収められます。これによって、視覚的なアプローチも同時に楽しめるのが大きなポイントです。
アートと音楽のコラボレーション
さらに注目すべきは、パッケージのデザインにも逸品が使われていること。アートディレクターは鳳崎優和が担当し、アーティストごとの楽曲のイメージを表現したグラフィックが施されています。この印刷技術によって、ただ音楽を聴くのではなく、視覚的な楽しさも提供されています。
限定イベントも見逃せない!
この新シリーズのスタートを記念して、Kankyō Recordsとのコラボレーションによるポップアップイベントや、アーティストによるリスニング・トークイベントも行われます。カセットテープの楽しさについて語り合う場は、音楽ファンにとって貴重な体験となるでしょう。
- - ポップアップイベント「Ambient Things」
会期: 2025年7月3日〜7月22日
場所: THINK OF THINGS
日時: 2025年7月21日 17:00開場
場所: THINK OF THINGS
まとめ
「ORDINARY AUDIO」は、新しいカセットテープ音楽の楽しみ方を提案し、私たちのライフスタイルに新たな価値をもたらしてくれるプロジェクトです。日々の生活に音楽を取り入れたい方、新しいカルチャーに触れたい方はぜひ、この機会をお見逃しなく。
音楽とデザインの融合による、新たな体験があなたを待っています。