愛知県東海市の新しい特産品「ゆかり」とは
愛知県東海市で誕生した特製海老せんべい「ゆかり」についてご紹介します。この海老せんべいは、地域の名産品を生かした返礼品として、ふるさと納税の選択肢に加わりました。
地元企業のコラボレーション
「ゆかり」の製造は、1889年に創業した株式会社坂角総本舖。愛知県東海市を本拠地とし、さまざまな海老せんべいを製造している老舗企業です。そして、今回の「ゆかり」は、日本最大手の鉄鋼メーカー日本製鉄と共同開発したもの。両社は同じ地域で長年にわたり事業を展開し、地方の発展を願っています。
サスティナブルな取り組み
この「ゆかり」は、ゼロカーボンシティを目指す東海市の理念が反映されています。缶には、環境対応型のブリキ「NSCarbolex Neutral」が使用されており、環境に配慮した商品として注目を浴びています。この商品の中には、日本製鉄名古屋製鉄所で製造されたサスティナブル缶が使われており、東海市で焼き上げた海老せんべいが詰められています。
「ゆかり」の魅力
海老せんべい「ゆかり」は、知多半島で育まれた海の恵みを感じる一品です。特に注目すべきは、海老の身を約70%使用した贅沢な配合です。伝統的な手法で二度焼きされ、香ばしさと奥深い味わいを引き立てています。江戸時代から続くこの味は、地元の漁師たちの献上品としても親しまれました。
ふるさと納税でしか手に入らない
「ゆかり<坂角総本舖×日本製鉄 サスティナブル缶>」は、東海市のふるさと納税返礼品として、さとふる(
こちらから)で取り扱われています。寄付金額は12,000円で、中には海老せんべい約30枚が詰まっています。この特製缶は2025年10月1日から公開予定です。
東海市の魅力
愛知県東海市は、知多半島の西北端に位置し、商業と農業が発展してきた地域。この地方は、地域の伝統を受け継ぎながら、2050年に向けて「ゼロカーボンシティ」を宣言し、温室効果ガスの削減に取り組んでいます。
まとめ
坂角総本舖と日本製鉄のコラボレーションによる海老せんべい「ゆかり」は、地域の魅力と環境への配慮が詰まった品です。これを機に、ぜひ日常の中に取り入れてみてはいかがでしょうか。美味しさだけでなく、持続可能な未来を感じる一歩にもなります。