海外ファンとレコード
2026-01-28 10:24:21

なぜ海外の音楽ファンは日本でアナログレコードを求めるのか?

海外ファンが日本でアナログレコードを買う理由



近年、日本の音楽シーンにおいてアナログレコードの人気が高まり、特に海外の音楽ファンがその傾向を牽引しています。FTF株式会社が運営するアナログレコード専門店「Face Records MIYASHITA PARK」では、2025年の新品レコード売上データを発表しました。それによれば、実に約9割の購入者がインバウンド客という驚くべき結果が明らかになりました。

日本の音楽が持つ特別な魅力



このデータを受けて、なぜ海外の音楽ファンが特に日本で新品アナログレコードを手に入れようとするのかを、ランキング上位のアーティストやアルバムに注目しながら考察してみましょう。

1. 渋谷発のローファイ・ヒップホップ「Nujabes」



1位と2位を占める「Nujabes」の『metaphorical music』と『modal soul』は、渋谷発のローファイ・ヒップホップを代表する作品です。Nujabesの音楽は、ジャズやソウルの要素を取り入れた温かみのあるサウンドが特徴であり、海外から訪れるファンにとっては、彼の音楽が生まれた場所で直接手に入れることが特別な体験となるのです。レコードを買うことは、音楽そのものだけではなく、文化や歴史の一部を持ち帰る行為としても重要視されています。

2. ジブリ作品のサウンドトラック



続いて、久石譲のジブリ作品のサウンドトラックも人気があります。これらの音楽は、日本の情景や感情を強く印象づけており、映画を通じて感じた思い出と結びついています。例えば、『ハウルの動く城』や『千と千尋の神隠し』のサウンドトラックは、特に海外のファンから見ても日本ならではの魅力を演出しています。購入することが「日本で旅した思い出」を持ち帰る一環となっており、サウンドトラックはその象徴と言えるでしょう。

3. シティ・ポップの流行



現在、杏里や山下達郎に代表されるシティ・ポップは海外でも高い人気を得ています。「Japanese City Pop」という言葉が浸透し、もはや懐かしのポップスという枠を超えて新たな音楽ジャンルとして定着しています。日本の都市文化とその特有の雰囲気を持つシティ・ポップは、ファンにとってもその土地に足を運ぶことで特別な経験となるでしょう。

Face Recordsでの体験



ミヤシタパーク店では、20代から30代の若い世代の海外客が多く訪れます。特に欧米からの来店者が目立っており、彼らは日本での特別な体験を求めてレコードを探しにやってきます。店内では、スタッフの推薦によって新たなアーティストを知り、購入する方が少なくありません。特にジブリのレコードやNujabesのアルバムは、国内で手に入れにくいものが多く、見つけた際の喜びはひとしおです。

まとめ



このように、海外の音楽ファンが日本でアナログレコードを買う理由は、音楽だけでなく、それにまつわる文化や思い出を大切にするためでもあります。渋谷という音楽が生まれた土地で手に入れることで、彼らは音楽体験をより深め、効率的に日本の文化を享受しています。日本の音楽シーンが海外での存在感を示す中、アナログレコードはその架け橋としても注目されています。


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