スリーハイと神大の挑戦
2025-05-16 12:15:51

地域課題解決を目指すスリーハイと神奈川大学の連携プロジェクト

産学連携で地域貢献を実現するスリーハイ



神奈川県横浜市に本社を構える株式会社スリーハイは、地域との結びつきを大切にし、恒常的に地域活動を行ってきました。スリーハイが製造する産業用ヒーターは、ただ温めるだけではなく、人々の生活に「温かさ」をもたらす役割を担っています。その企業理念を体現するため、2024年度に続き、2025年度にも神奈川大学経営学部の「マネジメント体験プログラム」に参加します。このプログラムでは、学生たちが地域の課題解決のための実践型学修に取り組むことが求められています。

マネジメント体験プログラムとは?



神奈川大学の「マネジメント体験プログラム」は、学生に創造的なビジネススキルを身につけさせることを目指した実践型の授業です。特に「ビジネス・地域課題コース」では、地域の企業やNPOと連携し、学生たちが自由な発想でプロジェクトを立ち上げることが奨励されています。スリーハイはその中で、企業と学生が共に「温かさを伝える企画」を考える役割を担っています。

実施内容の概要



プロジェクトは2025年5月から始まり、12月までの約8ヶ月間にわたります。スリーハイでは、神奈川大学経営学部の2年生から選ばれた3名と共に、ステークホルダーへの「温かさ」をどう伝えるかを考える予定です。具体的には、地域の特性を活かしながら学生が主体となってプランニングを行い、その企画を実現するプロセスを通じて、実社会における課題解決のスキルを学びます。

地域との結びつきを育むスリーハイの活動



スリーハイは、地域工場としての自覚を持ち、地域と協力しながら信頼関係を築いてきました。例えば、2013年から毎年7回にわたる「こどもまち探検」により、多くの子どもたちに工場をリアルに体験してもらってきました。2017年には地域の人々とつながるための「工場カフェ『DEN』」を開設し、地域交流の場としても機能しています。

スリーハイの徳江彩貴室長は、「地域の方々やスリーハイのスタッフとのあたたかいつながりを作る企画を学生と一緒に育んでいきたい」と語っています。

学生の声と自由度



学生たちからは、『温かさを伝える』というテーマに対する意気込みが感じられます。自由にアイデアを出し合うことができる環境に対して、期待と不安が交錯しているようです。例えば、学生の一人は「スリーハイが地域と築いてきた信頼関係をさらに強めたい」と述べ、別の学生は「ゼロからイベントを立案して実現できることが楽しみ」と話しています。

彼らの自由な発想と革新的な取り組みが、地域に新たな「温かさ」をもたらすことが期待されています。

昨年度の活動と成功事例



昨年度は地域住民向けの「パフェス」と、スリーハイ従業員向けの「ぬくぬくフェス」などのイベントを通して、地域住民と従業員のエンゲージメントを高めることに成功しました。これらのイベントで得た経験をもとに、さらに進化した企画が生まれることでしょう。

スリーハイの理念



スリーハイは「ものを想う。ひとを想う。」を企業理念に掲げ、顧客のニーズに応えるオーダーメイドの製品を提供しています。温かさを届けることで地域とつながる活動は、今後も企業の成長と地域貢献を同時に果たす手段となるでしょう。スリーハイと神奈川大学のプロジェクトを通じて生まれる新しいアイデアに、これからも注目です。


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