沖縄で新たな音楽の才能を開花！中高生DTMコンテストの幕開け

沖縄で育まれる音楽の未来！中高生DTMコンテストの盛況

沖縄県立博物館・美術館で開催された「第2回中高生DTM作曲コンテスト沖縄」。このイベントには、沖縄本島や宮古島、石垣島から集まった中高生たちが参加し、自ら作曲したオリジナル楽曲で競いました。決勝大会では、厳しい審査を経てグランプリが決まり、見事に栄冠を手にしたのは昭和薬科大学附属高等学校の米須悠真さん。彼の作品「アレストコール」がその栄光を勝ち取ったのです。これをきっかけに、沖縄の音楽シーンに新たな風が吹き込まれることでしょう。

DTMとは何か？

DTMとは「デスクトップミュージック」の略称で、デジタルツールを駆使して音楽を作り出す手法です。沖縄でのDTMオキナワは、地元の若い音楽家たちにクリエイティブな表現の場を提供することを目指しています。主宰者の安田陽さんと共に、様々な年齢層のアーティストが力を合わせ、新しい音楽の可能性を模索しています。

充実したコンテストの裏側

8月31日までに受け付けた応募総数は78曲、35名（組）の中高生から寄せられました。予選審査を通過した10曲が決勝大会に進出し、観客による投票も行われました。結果、グランプリの他にも準グランプリや特別賞、オーディエンス賞などが決定しました。

入賞者リスト

- グランプリ: 米須悠真（昭和薬科大学附属高等学校）
- 準グランプリ: 増田大地（八重山商工高等学校）
- KHK賞: 赤嶺輝（普天間高校）、山川琉斗（開邦高校）
- 審査員特別賞: 東恩納凪叶（古堅中学校）、友利美結海（首里高校）
- オーディエンス賞: 上原一汰（浦添工業高校）

此の瞬間、参加者それぞれの努力が報われる場となりました。

受賞者たちへの副賞

受賞者たちには、アマゾンギフトカードなどの賞品が贈呈され、さらに沖縄の企業との連携を通じて音楽制作権利も与えられました。これにより、地域に根差した音楽をさらに深化させていくことが期待されます。

未来を見据えた取り組み

沖縄では、伝統的な文化芸術の継承が行われる一方で、DTMなど現代音楽制作技術を持つ若手の発掘は十分ではありませんでした。DTMオキナワは、次世代クリエイターの育成をこれからも力強く進めていく意向です。来年度以降もコンテストを継続し、＆#x63BC;い上でDTMスキルを学ぶ機会を提供するためのワークショップも充実させる計画です。