冬の虎竹の里：手仕事と温もりが感じられる季節の物語
2026年冬の虎竹通信
竹虎は、創業から130年以上にわたり、虎斑竹を中心とした竹製品を製造・販売している伝統ある会社です。この度、季節のご案内紙「竹虎通信」の2026年冬号が完成し、皆様にお届けすることができる運びとなりました。今回のテーマは「冬の竹職人」と「冬の虎竹の里」。これにより、竹虎の魅力をより深く知っていただける内容になっています。
冬の竹職人の技
冬になると、虎竹の伐採作業が始まります。この作業は、晩秋から1月下旬までの期間に行われ、厳しい寒さの中で行われるため、竹の水分が少ない状態で伐り出されることが可能です。この時期に伐採された竹は、品質が安定しやすく、製品の仕上がりにも良い影響を与えます。
伐採された竹は一本ずつ選別され、工場へと運ばれます。工場では、700度以上の高温で行う「油抜き」という重要な工程が待っています。この作業は竹の表面にある油分を取り除き、竹の色合いや模様を引き立てる伝統的な技法です。油抜きを行うことで、虎斑竹の持つ独特の美しさと強度が際立つ仕上がりになります。
職人の手仕事の価値
さらに、竹の美しさを保持するため、「矯め直し」という工程も施されます。この技術により、竹の曲がりが整えられ、耐久性や使いやすさが向上します。熟練の職人たちが一つ一つの工程に心を込め、念入りに作業を行っています。彼らの技術と情熱が、竹虎の製品に深い意味を与えています。
里山の暮らしと竹製品
竹虎通信では、竹職人たちの暮らしも紹介しています。里山の風景は静けさに包まれ、季節ごとに変わる風景の中で、干し柿の軒先や焼き餅を囲む団らんなど、竹と共に生活する姿が描かれています。これが、竹虎の製品に込められた物語であり、ただの商品紹介だけでは伝えきれないストーリーなのです。
竹虎通信の入手方法
竹虎通信2026年冬号は、商品をご注文いただいたお客様に同封してお届けします。竹製品の魅力を楽しむことと同時に、その裏に潜む職人たちの思いや、冬の里山の物語に触れていただければ幸いです。この機会に、ぜひ虎斑竹専門店 竹虎のホームページを訪れてみてください。
会社情報
竹虎（株式会社山岸竹材店）は、高知県須崎市に本社を構える、伝統的な竹材メーカーです。明治27年創業以来、虎斑竹を始めとする竹製品の製造と販売を行っており、その品質と美しさは多くの方々に支持されています。
オンラインストアも運営しており、全国からご注文を受け付けています。
お問い合わせ先
お問い合せは、以下のメールアドレスまでお気軽にどうぞ。メール：[email protected]
冬の虎竹の里の物語と、職人たちの情熱を感じる竹製品に、ぜひ触れてみてください。
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