かどや製油株主総会
2025-07-03 14:39:19

かどや製油の第68回定時株主総会開催報告と新たな挑戦

かどや製油の第68回定時株主総会開催報告と新たな挑戦



2025年6月26日、かどや製油株式会社は、第68回定時株主総会を行いました。開会にあたって、代表取締役社長の北川淳一氏が議長を務め、会社の業績や今後の戦略について説明を行いました。この総会は、146名の株主が出席し、約1時間10分にわたり活発な議論が交わされました。

企業理念と未来へのビジョン



総会の冒頭で、かどや製油は新たなタグライン「ひらけ、ごまの可能性」を発表。これは、同社が目指す未来を描くものであり、人口減少やグローバルな経済変動といった厳しい現実に立ち向かう姿勢を示しています。企業が大切にする価値を理解し、支持するファンを増やすことで、企業価値を高める「ファンベース経営」を実践する方針を共有しました。

経営陣は、4月に策定した新たな「パーパス(存在意義)・ビジョン(ありたい姿)・バリュー(大切にする価値観)」についても議論しました。この理念を基に、全社員が健康と笑顔を世界へ届けるための取り組みを進め、ファンを生み出す好循環を生むことを目指しています。

議案の承認と質疑応答



決議事項では、当日の議案がすべて原案通り承認されました。議題には「剰余金処分」の件や「定款の一部変更」、および取締役・監査役の選任が含まれていました。出席した株主からは、積極的に意見や質問が寄せられ、北川社長がそれらに対して丁寧に回答しました。

株主からは、配当性向の設定に関する質問や、取締役・社員の持株に対する意見がありました。また、今後の女性取締役の登用について期待する声もあり、株主たちの関心が高まっていることが伺えました。こうした質疑応答を通じて、経営陣は株主との関係を深め、信頼構築に努めています。

新たな試みとコミュニケーションの強化



株主総会の後には、かどや製油の提案するごま油の新しい使い方を体験できる試食会が開催されました。様々な料理と組み合わせたごま油の楽しみ方を株主の皆様に紹介し、社長や社員との懇談も行われました。この機会には、ごま油を使った意外な料理の組み合わせが提案され、参加者からも好評を博しました。

ある株主は「ごまらー油の存在を初めて知り、ピザにかけるのが美味しかった」とコメント。社員は「料理に合うごま油の使い方を直接伝えられ、貴重な機会だった」と振り返っており、コミュニケーションの重要性を再認識した瞬間でした。

かどや製油の未来



創業167年を迎えたかどや製油は、これまで培った伝統を大切にしつつ、新たなチャレンジに挑む姿勢を貫いています。ファンコミュニティの「ごまラボ」を開設し、ごま油の魅力を発信する活動を展開。さらに、自由が丘には新たなcafé & izakaya「goma to(ゴマト)」をオープンし、消費者との接点を増やしています。

今後も、かどや製油は「ひらけ、ごまの可能性」という新たな理念のもと、世界中の人々に健康と笑顔を届ける企業を目指し、ファンの皆様と共に歩んでいくでしょう。株式会社かどや製油の未来がどのような展開を見せるのか、今後の成長に注目です。


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