持続可能な農業を支える『くまもとトマトロジープロジェクト』
熊本県から発信される「くまもとトマトロジープロジェクト」は、6年目を迎え、これまでに300トン、約150万個の規格外トマトを乾燥・加工してきました。このプロジェクトは、単にフードロスを削減するだけでなく、生産者を支援し、持続可能な農業の実現を目指しています。
規格外トマトの活用
HOSHIKO Linksは、熊本在住の農家と連携し、規格外トマトを食品として再生させる試みを進めています。規格外とはいえ、しっかりと育てられたトマトたちは、様々な美味しい製品に生まれ変わります。例えば、ドライトマトやトマト石鹸、キーマカレー、スープなど、これまでの5年間で多彩な商品が誕生しました。また、特に注目すべきは新商品のセミドライトマトで、従来の製品とは異なる進化版の商品が開発中です。
最近、八代市では豪雨被害があり、多くの農家が影響を受けました。そのため、トマトの収穫量は例年の10分の1程度と厳しい状況ですが、HOSHIKOは「規格外トマトでも人の役に立つことができる」ことを信じ、プロジェクトを継続しています。生産者からの声が彼らの活動の原動力となっています。
乾燥野菜市場の新たな可能性
近年、乾燥野菜は市場からも注目されています。HOSHIKOは自社工場で国際規格FSSC22000を取得し、安全で高品質な加工を行っています。乾燥することで栄養も凝縮され、保存性も向上します。また、乾燥野菜は調理の手間を省き、便利さだけでなく、非常食としても利用可能です。
例えば、HOSHIKOのドライトマトは、炊き込みご飯やスープに加えるだけで、料理全体を豊かにしてくれます。軽量で省スペースの乾燥野菜は、物流にも貢献し、家庭の料理をより簡単に美味しくしてくれます。
日常の食卓を彩る乾燥野菜
ここで、HOSHIKOの乾燥野菜を使ったおすすめの調理法をいくつかご紹介します。
1.
ドライトマトの炊き込みご飯
ドライトマトの旨味が米に染み込み、洋風の味わいを楽しめます。オリーブオイルやチーズ、バジルを加えると、さらなる美味しさに。
2.
ドライトマトのグラッセ
肉料理に添えるだけで、味わいに深みと彩りを加え、特別感のある一皿に仕上げてくれます。
3.
ドライトマトのスープ
甘みと酸味が楽しめる、深いコクのあるスープが手軽に楽しめます。オリーブオイルを加えることで香りもアップ。
4.
セミドライトマトのおつまみ
そのまま食べても美味しいセミドライトマトは、ワインやビールのお供にも最適です。
5.
セミドライトマトのリーフサラダ
彩り豊かなリーフサラダにトッピングすることで、見た目にも美しい一皿に。
6.
セミドライトマトのパスタ
シンプルなパスタに加えるだけで、料理の完成度が格段にアップします。
これからの展望
HOSHIKOリンクスは、今後も持続可能な事業モデルを構築しながら、生産者と消費者を繋ぐ橋渡しをしていきます。「くまもとトマトロジープロジェクト」を通じて、地域との連携を強化し、さらなる価値提供を目指します。私たちの食卓に、新たな野菜体験をお届けすることが期待されます。