インテグリカルチャー、2025年に単年度黒字化を達成 - 食品から化粧品までの新たな未来

インテグリカルチャーの新たな道を行く



インテグリカルチャー株式会社は、東京都文京区に本社を構える企業で、細胞農業に特化した事業展開を行っています。今年、2025年9月期において、同社は初めて単年度黒字を達成するという快挙を成し遂げました。この成果は、全世界で細胞農業市場が「研究開発」から「事業化」のフェーズに転換する中、インテグリカルチャーの独自ビジネスモデルが効果を上げたことの証です。

バランスの取れた収益構造



同社の収益構造は、大きく二つの事業に支えられています。それは、細胞農業製品事業と細胞農業インフラ事業であり、いずれも売上の50%を占める割合で均等に成長を遂げています。

1. 細胞農業製品事業



この事業は、特に化粧品OEMを中心として展開されており、肌細胞の研究を基に特別な細胞培養上清液を使用した「セルアグ®コスメ」の需要が高まっています。企業との提携や採用事例が増加し、消費者の注目を集めています。

2. 細胞農業インフラ事業



この事業は、「誰もが細胞農業を実現できる社会」を実現するために、上流から下流まで多面的なアプローチで成果を上げています。プロジェクトの一環として、CulNetコンソーシアムの参加企業とともに開発した「酸素透過型バイオリアクター」や「コンタミ抑制培地」などの新しい技術が商業化段階に入っているなど、次世代技術の実用化が進んでいます。

また、CRO(受託研究)サービスでは、細胞農業の製品開発が着実に進められ、新しい試みとして酒蔵との提携もスタートしました。これにより、伝統的な発酵技術が先端の細胞農業と融合し、地域ビジネスの創出にも寄与しています。

代表取締役の羽生雄毅氏の見解



ホールディングスの代表である羽生雄毅氏は、創業以来追い求めてきた『みんなが使える細胞農業』が実際にビジネスとして成立したことを誇りに思っていると語ります。「この度の黒字化は、私たちの技術がラボ環境を超えて実際の産業として機能し始めたことを示しています。今後も、インフラと製品開発を一体化させ、食料や資源問題への解決に貢献していく所存です。」と強調しました。

未来に向けた挑戦



インテグリカルチャーは、低コストでの細胞培養技術を中心に、持続可能な製品の社会実装を進めています。化粧品から食料、さらには新たな素材開発まで、多岐にわたる事業に取り組むことで、国内外の企業と共に真の持続可能な未来を目指すスタートアップとしての存在感を高めています。今後の成長に期待が高まります。

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