日本最適化栄養食協会、特別講座で食と防災について考える
2025年9月2日、一般社団法人日本最適化栄養食協会(理事長:伊藤裕)は、女子栄養大学出版部が主催する『栄養と料理』コマゴメ防災新聞 特別講座に協賛しました。この講座のテーマは「日常の中に防災を~フェーズフリーで始める心と食の備え~」。
防災の日の意義
この講座は、1923年に発生した関東大震災を機に制定された「防災の日」に合わせて行われました。毎年9月は防災月間となり、日本中で防災に対する意識を高める活動が展開されています。このような背景の中で、今回の講座は非常に重要な役割を果たしました。
講座の内容と講師陣
講座では、管理栄養士であり防災士でもある今泉マユ子さんと、一般社団法人フェーズフリー協会の代表理事である佐藤唯行さんを迎え、多くの参加者が集まりました。彼らは、防災を身近に感じ、日常生活に取り入れる重要性、在宅避難の準備、そして日常と非常時に対応するフェーズフリーな考え方について詳しく解説しました。
さらに、ローリングストックの具体的な実践方法についても触れ、災害時の備えに重要な知識を提供しました。これらの内容は、まさに防災を考える上で欠かせないものでした。
最適化栄養食の紹介
当協会は、管理栄養士や栄養士の方々に向けて、最適化栄養食に関する講義やブース出展を通じてその重要性を訴えました。この食は、年齢や性別、生活習慣によって異なる一人ひとりの状態に合わせて栄養素をバランス良く調整したものです。
講師のお二人からは、最適化栄養食が平常時はもちろん、有事の際にも現れる栄養課題に対応できるフェーズフリーな食品であり、ローリングストックの選択肢として非常に有用であるとの評価をいただきました。
これからの活動
日本最適化栄養食協会は、今後も最適化栄養食の普及に努め、食を通じてウェルビーイングの実現に寄与することを目指しています。私たち一人ひとりが自分の健康と防災について考えるきっかけとなるこのような取り組みが、今後も続いていくことを期待しています。
参考資料
「一般社団法人日本最適化栄養食協会」の詳細は、
公式ウェブサイトをご覧ください。
今泉マユ子さん、佐藤唯行さん、そして当協会の代表として参加した前島秀樹事務局長と浜岡さおり編集長が協力し、充実した内容を提供したこの特別講座は、多くの参加者にとって価値ある経験となりました。私たちが防災に対してどのように関わるのか、改めて考える良い機会となりました。