青山星灯篭の魅力
2026-08-25 11:02:41

江戸の伝統行事が現代に蘇る「青山星灯篭」

江戸の伝統行事が現代に蘇る「青山星灯篭」



東京都港区北青山が誇る「青山星灯篭」が、今年で10周年を迎えます。2026年9月11日(金)から13日(日)の3日間、北青山に位置する複合施設「ののあおやま」を中心に、江戸から明治初期に行われていた「星灯篭」を現代に再現する素晴らしいイベントが開催されます。

昔の青山と現在の青山


現在、青山は商業や流行の発信地として知られていますが、実は江戸時代には「星灯篭」と呼ばれる地域の伝統行事が盛況に行われていました。このイベントは、亡くなった人を偲んで灯篭を掲げ、夜空に浮かぶ星のように美しい光景を作り出すものでした。二代歌川広重の浮世絵にも描かれたこの美しい光景は、今もなお多くの人々の心を惹きつけています。

この3日間のイベントでは、本会場のみならず、その周辺にも灯篭が設置され、青山の夜を特別な雰囲気で彩ります。また、ののあおやまの商業店舗や周囲の企業でも、オリジナルメニューの販売やワークショップを行い、訪れる人々を楽しませます。

3日間のプログラム内容


9月11日(金):しばふ能


初日は「しばふ能」と題し、芝生で能楽を鑑賞するユニークなプログラムが用意されています。このイベントでは、囃子の「石橋」と子方が主役の「橋弁慶」などが披露される予定で、能楽初心者でも楽しめるレクチャーも行われます。屋外での能楽という新しい試みは、子どもたちにとっても伝統芸能の魅力に触れる貴重な機会です。

9月12日(土):星への祈り


2日目は、音楽とコンテンポラリーダンスを融合させた「星への祈り」。生演奏によるクラシック音楽とダンスが織りなす幻想的な夜が、参加者を美しい星の世界へと誘います。演奏される楽曲には、ドビュッシーの「月の光」やフォーレの「シシリエンヌ」などが含まれ、特別な体験を提供します。

9月13日(日):野外シネマ


最終日は「100年前への時間旅行」をテーマに、移動映画館「キノ・イグルー」による野外上映会が行われます。1920年代のサイレント映画『ロイドの要心無用』や『チャップリンのサーカス』など、100年前の映画作品から選りすぐりのシーンを体験できる特別なプログラムが展開され、子どもから大人まで楽しめる内容になっています。

ののの めぐる写真館


この3日間の間、ののあおやまでは「ののの めぐる写真館」が特設されます。有名写真家であるさやか氏が、参加者と共に木々や自然を背景にした素敵な写真を撮影。これによって、一生の思い出となる家族や友人との素晴らしい瞬間を捉えます。

子どもたちの灯篭製作


また、子どもたちが願い事やメッセージを灯篭に描く「灯篭絵付け」も行われ、地域文化の担い手としての意識を育てる貴重な機会となります。これにより、青山に暮らす次の世代に土地の歴史を伝えると同時に、地域とのつながりを深めることができます。

歴史と文化が息づく青山


青山星灯篭はただの再現ではなく、地域の歴史と文化を未来へつないでいく大切なイベントです。一緒に参加することで、青山という土地の豊かな歴史を知り、新たな時間を作り出すきっかけとなります。伝統が重んじられる現代の青山で、光に満ちた3日間を一緒に楽しみましょう。ぜひ、皆さんの参加をお待ちしています!


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