親子で楽しむサステイナブルな時間
2025年4月19日と20日に、神奈川県川崎市の「コスギアイハグ」で、株式会社アダストリアが展開する「studio CLIP」が、東レ株式会社および東レ建設株式会社と連携して、親子向けの野菜染めワークショップを開催しました。
共同の想い
このイベントは、“GATHERLIN”というコンセプトの下、参加者がモノとコトを通じて新しい価値を共有できる場を作ることを目指しています。「GATHERLIN」は、「集まる」という意味合いから成り立ち、様々な人たちが一つになって楽しい時間を過ごすことの重要性を伝えています。参加者は、小学生とその保護者が中心で、延べ53名の親子がこの体験に参加しました。
サステナブルな体験
今回のワークショップでは、親子でサステナブル・ファッションについて考えるきっかけを提供することを目指しました。参加者は、廃棄される運命にあった野菜、具体的にはタマネギの皮を利用して染色を行い、環境に配慮した選択肢を実践しました。染色には、東レのナイロン素材「TRUSSAIR™」を使用したstudio CLIPの特製エプロンが供され、ガーゼのハンカチをタマネギ染めする実践的な体験も行われました。
地元との連携
このイベントは、地元飲食事業者の株式会社ナチュラや東京農業大学の同好会「TFT×nodai」とも協力し、廃棄野菜を活用した体験によって地域の資源を有効活用することも促進しました。親子たちは、ガーゼハンカチの染色だけでなく、コスギアイハグ内の農園での砂栽培体験も同時に行い、農業に触れる楽しさも味わいました。
参加しての感想
参加した親子からは、「学びながら楽しめた」といった嬉しい声が挙がり、また、TFT×nodaiの学生達は、企画の成功に対する感動や達成感を共有しました。「こうした体験が未来に繋がると感じた」という意見もあり、環境配慮や持続可能なライフスタイルの大切さを考える良い機会となりました。
今後の展望
今回のワークショップを通じて、地域の人々との絆が生まれ、サステナブルな未来を育む一歩を踏み出せたことは、アダストリア、東レ、東レ建設にとっても重要な経験です。これからも、モノとコトの共創を促進し、ウェルビーイングな社会の実現に向けて努力していく姿勢を貫いていきます。
親子で共に学び、楽しむこのようなイベントは、ぜひこれからも続けていきたい取り組みです。サステナブルな未来のために、地元の子どもたちとともに育んでいけることを楽しみにしています。