米粉の未来を探求！参加者86.9%が満足の米粉カンファレンス2025-秋レポート

米粉の未来を探求！

2025年10月24日、米粉の普及とその可能性を探る「米粉カンファレンス2025-秋」が開催されました。このイベントでは、業界の専門家が集まり、米粉に関する情報交換や、新商品のトレンドを議論しました。

高まる関心と満足度

参加者の86.9%がカンファレンスの内容に満足し、69.5%が次回の参加を検討すると回答しました。この結果からも、米粉に対する関心の高まりが伺えます。

カンファレンスの主な内容

このカンファレンスでは、米粉を使った新たな取り組みが共有されました。世界的なパティシエである辻口博啓さんや料理家の高橋ヒロさんらが登壇し、米粉の持つ魅力や利用可能性について深い議論を展開しました。

米コ塾の活動報告

オープニングでは農林水産省の齊官英雄さんが挨拶し、米コ塾の活動を紹介。彼は、「米粉を利用する事業者のおかげで、私たちの活動は成り立っている。今後も米粉の未来のために活動を続けていきたい」と熱意を示しました。

学生の挑戦

新潟大学の経済科学部からは、学生たちが米粉の可能性についての意見を発表。彼らは「アイデアを企業への提案として形にできることが重要であり、今後も挑戦し続けたい」と意気込みを語りました。若い視点からの新たな提案も、米粉産業には貴重な刺激となります。

トークセッションでの議論

続いて、辻口さんや高橋さんによるトークセッションが行われました。辻口さんは、「米粉を用いることでより風味が引き立つ」とし、高橋さんは「工夫次第で米粉の流通が促進できる」と述べました。両名の発言は、米粉の利用拡大の可能性を示唆しています。

米粉の新商品紹介

カンファレンスでは、さまざまな企業が米粉を使用した新商品のプレゼンテーションを行いました。例えば、Sweetsさつきの小林雅之さんは「豆乳クリームのバターサンド」を紹介し、小麦アレルギーの人に配慮した商品開発について説明しました。また、自社製粉による「生米粉のシュークリーム」を発表したkometoraの藤永隆史さんは、米粉の新しい食感を強調しました。