日本の落語を海外へ！TBSラジオ『RAKUGO PODCAST SHOW』スタート
TBSラジオが世界に落語を届ける新たな試み
日本の伝統的なストーリーテリングである落語を世界に紹介する新しいポッドキャスト番組、『RAKUGO PODCAST SHOW』がTBSラジオからスタートしました。この番組は、全編英語で制作され、日本の文化を世界中のリスナーに届ける意欲的なプロジェクトです。
番組の魅力と内容
『RAKUGO PODCAST SHOW』は、アメリカ、カナダ、イギリスなど、ポッドキャストが盛んな国々のリスナーをターゲットにしています。番組の設計には、落語の初心者も楽しめる「超入門編」というコンセプトがあり、落語を全く知らない人でも理解しやすいよう配慮されています。番組の内容には、古典落語の紹介や、落語の演じ方、背景にある文化などが盛り込まれています。
パーソナリティには、英語に堪能な落語家の初代古今亭佑輔さんと三遊亭好青年さんが出演。お二人はそれぞれ異なるバックグラウンドを持ち、国際的な視点から落語の魅力を発信しています。彼らのトークは、堅苦しさを感じさせず、リスナーがリラックスして聴ける雰囲気が魅力です。
出演者紹介
古今亭佑輔
1994年、神奈川県出身の古今亭佑輔さん。高校卒業後、ニューヨークとサンフランシスコでの留学経験を経て、落語に魅了されるようになりました。彼の日常には、英語を使った落語会を開くなど、日本の伝統文化を世界に広める努力が色濃く表れています。
三遊亭好青年
1985年にスウェーデンのウプサラで生まれた三遊亭好青年さんは、幼少期に日本のアニメを通じて文化に興味を持ち、大学での交換留学をきっかけに落語に出会いました。彼は東京落語の世界で初のヨーロッパ出身の落語家として活躍しており、国際的な舞台でのパフォーマンスを通じて落語の普及に努めています。
どこで聴ける？
この新たなポッドキャストは、Apple Podcast、Amazon Music、Spotifyなど、各種プラットフォームで配信されています。聞きたい方はぜひ、以下のリンクからアクセスしてみてください。
まとめ
TBSラジオが立ち上げた『RAKUGO PODCAST SHOW』は、落語の魅力を国際的に広める重要な一歩となることが期待されています。難しいと思われがちな伝統芸能ですが、英語版のポッドキャストによって多くの人々に親しんでもらえることでしょう。これからの展開に要注目です。
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