biontoが進める新たな美容技術の展開
東北大学発のバイオテックスタートアップ、株式会社bionto(ビオント)は、韓国の化粧品メーカーHAEWON T&Dと基本合意書(MOU)を締結しました。この提携により、ビオントが開発するイオントロニクス技術とHAEWONが持つイオン化ミネラルヒアルロン酸複合原料「Hyalion™」を活用した新たな美容商材の共同開発が進められます。
MOU締結の背景
ビオントは、東北大学の西澤松彦教授が何十年にもわたって研究を重ねてきたイオントロニクス技術を基盤にしたヘルスケアデバイスを開発しています。この技術は、電気エネルギーをしく使い、皮膚を傷つけることなく有効成分を浸透させることが可能です。これにより、何らかの副作用を抑えつつ、美容やヘルスケアの新しい形を切り開いています。
さらにビオントは日本市場向け製品の開発を進める一環として、すでに国内の大手化粧品ODM/OEMメーカーである東洋ビューティと共同で商品開発契約を締結済みです。
この度のHAEWONとの連携は、海外市場への展開を目指す第一歩。HAEWONは2001年に設立された韓国の企業で、自社の研究開発部門を持ち、高度な処方開発から製造に至るまでのトータルソリューションを提供しています。特に彼らの開発した「Hyalion™」は独自の特許技術に基づいており、ビオントの技術との親和性が非常に高いのです。
MOUの概要
今回締結されたMOUにおいて、両社は以下の二つの分野での共同検討を目指します。
1.
Hyalion™とイオントロニクス技術の統合
HAEWONのHyalion™とビオントのPMNデバイス技術を組み合わせることで、新しい美容関連製品の共同開発を行います。また、この製品の日本及び韓国市場への展開も視野に入れます。
2.
Hyalion™原料の日本市場への展開
HAEWONが製造するHyalion™を利用した美容商材について、日本における独占的な開発及び販売権をビオントが取得します。Hyalion™は高い皮膚吸収率を持ち、副作用リスクも低く、自然に分解される特性があり、化粧品原料としての有望視されているのです。
企業代表者のコメント
HAEWON T&DのCEOであるHYUN KIWOONG氏は、「ビオントの技術は経皮送達において革新的で、HAEWONのHyalion™技術と絶妙にマッチする。新しいK-Beauty市場に日本の技術を投入できることが楽しみだ」と語り、ビオントの妹尾社長も「韓国市場への進出は重要で、HAEWON社との協業が新しいスタンダードを生む可能性を感じている」と期待を寄せました。
この提携によって、ビオントは日本市場における革新を促進し、消費者に新しい美容体験を提供することを目指します。今後の developmentsに注目です。