グランプリ2025優勝
2025-11-18 07:30:34

北海道小樽水産高校が「LOCAL FISH CAN グランプリ2025」で優勝!

高校生たちの海の未来を創る「LOCAL FISH CAN グランプリ2025」



今年で4回目を迎える「LOCAL FISH CAN グランプリ2025」が、全国の高校生たちの創造力と地域の海に対する思いを結集させました。この大会は、各地域の海の課題となっている魚種「LOCAL FISH」をテーマにしたオリジナル商品のアイデアを競い合うコンテストです。今回のグランプリは、北海道の小樽水産高等学校の生徒たちがその栄冠を手にしました。

コンテストの概要と魅力



「LOCAL FISH CAN グランプリ」は、海洋に対する意識を高め、次世代へ美しい海を継承することを目的としたイベントです。特に注目されるのは、参加者が地域特有の魚介類やその問題点を精緻に理解し、独自の視点から商品アイデアを考案するプロセスです。

今年は61チームがエントリーし、厳選された9つのチームのみが決勝大会へと駒を進めました。緊張感のあるプレゼンテーションと質疑応答を経て、優勝に輝いたのが、「小樽でとれたシイラを使った魚醤『おいしいら』」を開発した北海道小樽水産高等学校でした。

グランプリ受賞商品「おいしいら」の秘密



優勝商品「おいしいら」は、シイラという魚を素材にした魚醤です。シイラは、北海道の海で一般的に見られる魚であり、地域経済や食文化とも深く結びついています。この商品は、ただの調味料ではなく、地域資源を最大限に活かした一品として、多くの味わい深さを提供します。開発にあたっては、地元の漁業に携わる方々との協力も行われ、地域の声をしっかりと反映させているのが大きなポイントです。

決勝大会の盛り上がりと講評



決勝大会は2025年11月16日、東京都中野区で開催されました。様々な背景を持つ9校の代表者たちが、各自のオリジナル商品の魅力を熱弁しました。審査員を務めた海洋ライターや料理家たちは、参加者たちの情熱溢れるプレゼンに感銘を受けていました。特に、海の課題解決に向けたアイデアや地域に根ざした物作りが評価され、多様な視点から参加者同士が良い刺激を与え合っていました。

参加校や受賞内容の多様性



優勝校の他、準グランプリには徳島県立小松島西高等学校が、クロダイを使った「阿波乃黒鯛柚子味噌茶漬け」を出品し、さらには地域の課題解決に貢献した岡山高等学校や、東京都から参加した穎明館高等学校のグルメ部門も注目を集めました。このように、地域への思いと多様なアプローチが光った特別なイベントとなりました。

地域と共に育む海の未来



このコンテストは、海を通して人と人、地域と地域がつながる場でもあります。勝者たちのオリジナル商品は、今後実際に商品化され、地域の魅力を全国に伝えることとなるでしょう。これからも「LOCAL FISH CAN」は、高校生たちが地域と協力し、海の未来を作り上げていく重要なプラットフォームであり続けます。

公式ウェブサイトで情報をチェックし、次年度の参加も視野に入れながら、皆さんもぜひ海の課題に目を向けてみてはいかがでしょうか。公式サイト: LOCAL FISH CAN

次回の「ものがたりフェス2025」や、さらなる展開にも期待が寄せられます。


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