武田双雲が挑む新展
2025-06-25 10:52:20

武田双雲の新たな旅立ち。50歳の節目を祝う書の世界「原天回帰~anew~」

武田双雲展「原天回帰~anew~」の魅力



2025年7月9日から21日まで、日本橋三越本店で特別な個展が開催されます。それは、書家・武田双雲氏の50歳を迎える節目に行われる展覧会「原天回帰~anew~」です。この展覧会では、約250点の新作が展示され、武田氏が書道の原点に立ち返る様子が見られます。

「原天回帰」とは何か



展覧会のテーマ「原天回帰」は、双雲氏の書道が持つ純粋な魅力を再評価し、原点に戻ることで新たな創造を目指すものです。これまでの書道に対する思い込みやプライドを手放し、一から新しい視点での作品制作が展開されます。双雲氏は「たった一つの点から始まった書が天に向かって羽ばたき、多くの人々を包み込む」という理念をもとに、皆さんに感動を与えています。

展示される約250点の作品



展覧会では、純粋な書道の美しさを追求した作品が多数登場します。たとえば、伝統的な「土と墨」の組み合わせによる新作や、金沢の金箔工芸を用いた掛け軸、越前和紙を使用した作品など、さまざまな技術と素材が組み合わさっています。これにより、武田氏の創造性は新たな高みに達しているのです。

  • - 「天地人」:495,000円(53×20cm/墨・書道紙)
  • - 「日々是好日」:495,000円(53×20cm/墨・書道紙)
  • - 「点と線」:2,420,000円(106×41cm/墨・金箔・絵絹)

一部作品は販売も行われており、それぞれに独自の価格設定があります。また、双雲氏が色彩に挑戦した新たな美の表現も楽しめます。

会場内の特別なシステム



展覧会の中には、大型ミラーも設置されており、来場者自身が自分を見つめ直すきっかけを提供します。双雲氏は、来場者が「原天回帰」の哲学に立ち返り、本来の自分と向き合うことを願っています。現代の情報や価値観が溢れる中で、自分自身を見つめ直すという行為は、新たな発見の扉を開くでしょう。

特別イベントも開催



展覧会中には、武田双雲氏によるライブパフォーマンスやギャラリートークも予定されています。具体的には、2025年7月12日と19日の午後2時からパフォーマンスが行われ、さらに、7月13日と20日にはギャラリートークが開催され、双雲氏自身が作品の背景や創作プロセスについて語ります。

また、来場者が自由にメッセージを書ける「楽書きコーナー」も設置されており、このメッセージは神田明神で祈祷されることになっています。なかなかできない貴重な体験を通じて、書道の楽しさを感じながら、自分の思いを表現できる機会です。

武田双雲の歩みとこれから



武田双雲氏は1975年に熊本で生まれ、現在は現代アーティストとして国内外で幅広く活躍しています。特にNHK大河ドラマ「天地人」の題字など、有名な書道家としての地位を確立しています。彼の持つ独自の視点と技術は、今展示される新作にも色濃く反映されています。

この50歳の節目を迎える展覧会は、武田双雲氏の創造的な旅の新たなスタート地点として位置づけられています。日本橋三越本店でのこの特別な体験をお見逃しなく!


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