香の名家、香十の新作お香『高井十右衛門 2025 No.4』
日本の伝統的な香文化を受け継ぎ、457年の長い歴史を持つ香の老舗・香十(こうじゅう)が、2025年4月18日より注目のお香『高井十右衛門 2025 No.4』を発売します。この新作は、江戸時代の香調に令和の調香技術が融合した作品です。450年の節目を飾る為のテーマは「華やかなフローラル」。重みのある江戸時代から続く香十のスタイルを感じさせつつ、爽やかで自然な香りが特徴です。
香十の歴史と高井十右衛門の偉業
香十は1575年に創業し、清和源氏の末裔である安田又右衛門源光弘が初代を務めました。創業以来、数世代にわたり日本の香を支えてきた香十は、徳川家康や宮中にも香を献上した伝統を持っています。第八代高井十右衛門は特に有名で、香道界にも名を馳せた香の名人です。彼が残した「家傅薫物調香覚書」は、今日の香道における貴重な技術的遺産となっています。
現代に蘇る伝統技術
「高井十右衛門 2025 No.4」は、江戸時代の伝統的な調香法を基に、現代の香調が加わった革新的なアイテムです。トップノートには爽やかなプチグレンとアクアティックグリーンが使用され、香り立ちも軽やか。さらに、透明感がありるクチナシと華やかなローズが、乳香や白檀と見事に調和し、みずみずしく広がっています。
香り全体は懐かしさと心地よさに包まれた、ナチュラルなフローラル・グリーンの香りです。この繊細でありながらも印象的な香りは、日常に特別なひと時をもたらすでしょう。
450周年記念特別アイテムの魅力
新しい『高井十右衛門 2025 No.4』は、50本入りの香立が付いて、価格は3,300円(税込)です。伝統の技法と現代の感性が融合したこのお香は、香りや香道に興味がある方、また新たなリラクゼーションを求める方にぴったりです。
香十が全国に展開する店舗
香十は、京都をはじめ、銀座、東京、浦和に店舗を展開しています。銀座本店では、日本の香文化を体験できるワークサロン「座 香十」も開かれており、香道の魅力を深く体感することができます。興味がある方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
もっと詳しい情報は、
香十公式サイトや
座 香十公式サイトをチェックしてみてください。香の持つ魅力とその背後にある歴史を知ることで、より深い香の世界に触れることができるでしょう。