永守コレクションギャラリー2025年夏特別展「からくり博覧会」
2025年の夏、永守コレクションギャラリーで開催される「からくり博覧会2025」では、長い歴史を持つ動くアートの数々が一堂に集まります。この特別展は、7月17日から9月30日までの期間中、古今東西の「からくり」アートを紹介することを目的にしています。
展示される作品たち
本展では、江戸時代の「江戸からくり人形」から、精巧な仕組みを持つ「西洋アンティークのオートマタ」まで、さまざまなからくり作品が見られます。
- - 茶運び人形(c.2000 / 日本)
- - ピアノ弾きと教師―ダンスレッスン(製作年代不詳 / オーストリア=ハンガリー帝国現・チェコ)
- - 綱渡りと2人の奏者(c.1870 / フランス)
- - オペラグラスを持つ少女(1989 / スイス)
これらの作品は、観覧者がその美しさや仕組みを直接体験できる機会を提供してくれます。実演を通じて、動く芸術の魅力を肌で感じてみてはいかがでしょうか。
特別イベントとワークショップ
さらに、本特別展では多彩なイベントが企画されています。大人から子どもまで楽しめるワークショップや公演が揃っており、一歩進んだ「からくり」の世界を体験することができます。たとえば、以下のようなワークショップが開催されます。
1.
糸あやつり人形を作ろう!(7月30日)
2.
からくりオルゴールを作ろう!(8月5日)
3.
機構の模型を作ろう!(8月6日)
4.
手のり茶運び人形を作ろう!(8月7日)
それぞれのワークショップは、参加者が自身の手でからくり作品を作り上げ、最後には楽しむことができる内容です。
また、特別企画として「ヨーロッパのおもちゃショー」や「糸あやつり人形劇団みのむしによるおたのしみ劇場」も予定されています。
訪れるべき理由
永守コレクションギャラリーは2023年に開館し、オルゴールやオートマタを通じて文化と技術を紹介する場として多くの人々に親しまれています。夏の特別展は、動きや音が織りなす幻想的なアートの世界を体験し、心を豊かにする絶好のチャンスです。予約が必要で、参加は無料。興味がある方は家族や友人とともに、ぜひ訪れてみてください。
開催概要
- - 期間: 2025年7月17日(木)~9月30日(火) (月・火・木・金曜日開館)
- - 会場: 永守コレクションギャラリー(京都府向日市)
- - 入館料: 無料
- - 予約方法: 公式HPより専用フォームで予約可能(完全予約制)。
この夏、「からくり博覧会2025」で動くアートの不思議な魅力を体験してみてください。心に残る思い出がきっと待っています。