映画『イミディエイト ファミリー』
2026-06-20 13:32:19

映画『イミディエイト ファミリー』トークイベントで語る音楽の裏側

映画『イミディエイト ファミリー』トークイベントで語る音楽の裏側



映画「イミディエイト ファミリー」が、6月19日(金)に日本での劇場公開を迎えました。このドキュメンタリー作品は、米ウエストコースト・サウンドが生み出した名曲の数々の裏にいるセッション・ミュージシャンたちの姿を描き出しています。彼らは多くのアーティストと共に音楽の歴史を刻んできました。

ウエストコースト・サウンドの魅力とは?


本作では、ジェイムス・テイラーやキャロル・キング、リンダ・ロンシュタットといったアーティストのレコーディングやツアーを支えてきたダニー・コーチマー、ワディ・ワクテル、リーランド・スクラー、ラス・カンケルの4人のセッション・ミュージシャンに焦点を当てています。彼らの活動をたどりながら、音楽の裏方で活躍する姿を多くの証言を交えて立体的に描写しています。

初日トークイベントの模様


初日の上映では、恵比寿ガーデンシネマでトークゲストによる登壇が行われました。登壇者は、KEIKO WALKER(カントリーシンガー)、白井英一郎(ミュージシャン・音楽ライター)、前むつみ(通訳・翻訳家・音楽ライター)の3名。司会進行は笹峰愛氏が務め、楽しいお話が展開されました。

トークは、登壇者が全員「世界で一番好きなドラマー」と称賛するラス・カンケルからスタート。KEIKO氏は「彼のスネア音やタイミング、スティックの落下速度が本当に素晴らしい」と熱弁し、白井氏も1979年のリンダ・ロンシュタットの日本公演を振り返り、「ラスのドラムはお腹に響く特別な存在だった」と語りました。特に印象に残ったのは、パンフレットも持参し、その時の思い出話を披露した白井氏のエピソードです。

また、KEIKO氏がワディ・ワクテルのギタープレイについても言及。「彼の姿はインパクトがあるけれど、プレイは圧倒的に素晴らしい。『エッジ・オブ・セブンティーン』の格好良いイントロがどのように作り上げられたかが語られていて、とても感動した」と話しました。

「ファミリー」の絆


前むつみ氏も、自身のダニー・コーチマーのTシャツを着用して参加し、彼がキャロル・キングの横で名曲をサラッと弾く姿やジャクソン・ブラウンの曲に合わせて弾く姿に感動したと語りました。「彼ら4人は非常に仲が良く、仕事を超えた『ファミリー』のような存在です」とも。

白井氏は、彼らがスタジオワークを優先せず、ジャクソン・ブラウンのツアーに参加しながら、歴史的名盤『ランニング・オン・エンプティ』をレコーディングしたエピソードを紹介しました。映画を通じて、彼らがどのように一体感を持って音楽を作り上げてきたのかが分かります。

映画の内容と特別映像


劇中では、キャロル・キングやジェイムス・テイラー、リンダ・ロンシュタットなどの曲が98曲も使用されており、過去の偉人たちが生き生きと当時を振り返る姿が印象的です。このドキュメンタリーは観る人に幸せを与えてくれる素晴らしい作品です。

また、公開を記念して、故デヴィッド・クロスビーがビートルズのコンサートにまつわる秘話を語る特別映像も解禁されました。この映像は、ビートルズの伝説的なエピソードをより深めるものとなっています。

今後の上映予定


本作は、引き続きトークゲスト登壇付きの上映が行われます。ぜひこの機会に彼らの音楽の旅路に触れてみてはいかがでしょうか。

「イミディエイト ファミリー」は、全国の劇場で上映中です。公式サイトをチェックして、今後の上映スケジュールもお見逃し無く!


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