肌育研究の新展開
2025-08-26 13:06:20

TCB塩見医師が発表した肌育研究、効果をデータで可視化

TCBの塩見医師による肌育研究



美容分野における新たな可能性を示す研究が、TCB東京中央美容外科の塩見涼菜医師によって発表されました。彼女が執筆した論文「肌分析機を用いた細胞外マトリックス製剤とポリヌクレオチド製剤のスプリットフェイス比較検討」が日本先端医療医学会の学会誌「先端医療と健康美容」に掲載され、美容医療における肌育の重要性を再認識させるものとなっています。

肌育とは


肌育とは、肌そのものを再構築し、根本的なケアを目指す美容医療の一環であり、特に最近注目されています。塩見医師の研究では、二つの代表的な肌育製剤、細胞外マトリックス製剤とポリヌクレオチド製剤に焦点を当てています。これらの製剤はそれぞれ異なる特性を持ち、肌に与える影響も様々です。

研究の背景


研究の背景には、これまでの肌育製剤の臨床比較が限られていたことがあります。多くの女性が肌のケアに関心を持つ中、その効果を科学的に比較することが求められていました。この研究では、ECM製剤とPN製剤の特性を実際のデータを基に明らかにすることを目的としています。

実施内容


研究は5名の女性を対象に行われました。右顔面にはECM製剤を、左顔面にはPN製剤をそれぞれ2週間おきに3回投与し、各種肌トラブルに対する効果を評価しました。具体的には、シワ、赤み、ブラウン色素、皮膚トーン、毛穴の5項目について、肌診断機「NeoVoir®」を使用して治療前後で比較を行っています。

研究結果


結果として、PN製剤は赤みの有意な改善が見られ(p<0.05)、一方でECM製剤ではブラウン色素の改善がより多く見受けられました。また、実施したアンケートによると、ダウンタイムはECM製剤の方が短いことが確認されました。この違いは、処置を受ける患者にとって重要な情報となるでしょう。

研究の意義


この研究は、スプリットフェイス法と肌分析機を使用した定量的評価によって、製剤間における差異を明らかにした初めての試みとなります。医療現場での製剤選択や、患者の治療計画に役立つ情報を提供することが期待されます。

さらなる可能性


今後、この研究の結果を基に、より多くの症例やデータを集めることで、肌育に関するさらなる理解が進むことが見込まれます。また、TCBではこれまでの学術研究活動も多岐にわたり、他の研究テーマも積極的に進めています。これにより、美容医療の発展に寄与することが期待されています。

TCB東京中央美容外科は、日本全国に105のクリニックを展開し、患者様の「キレイを幸せに」を実現すべく、様々な施術を通じて、美容医療の新たな可能性を追求しています。興味を持たれる方は、ぜひ公式サイトまたは直接クリニックにお問い合わせを。


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