ラグビーと環境問題
2025-08-28 12:49:34

2024-25シーズンのラグビーで実現するカーボンオフセットへの挑戦

ラグビーと環境への新たな挑戦:カーボンオフセット試合



2024-25シーズン、ラグビークラブ「浦安D-Rocks」を運営するNTT Sports XとNTTドコモビジネスが手を組み、全9試合でカーボンオフセットの取り組みを実施することが決まりました。この施策は、地球温暖化に対抗するための重要な第一歩と位置づけられています。

背景:温暖化問題とスポーツの新たな方針


気候変動が深刻化する昨今、スポーツ界においても環境への配慮が求められるようになりました。この取り組みは、ラグビーを通じて持続可能な社会への意識を高めることを目的としています。NTTグループが掲げる「2040年ネットゼロ達成」という目標に向けた、確かな一歩となるでしょう。

取り組みの概要


1. カーボンオフセット試合の実施


今シーズン中、D-Rocksのホストゲームでは、NTTドコモビジネスが提供するカーボンクレジットを活用して、発生するCO2排出量をオフセットします。各試合での電力使用量や来場者の移動に伴うCO2排出量が対象となるため、観客一人ひとりの意識が重要です。

試合当日には、会場内でのCO2排出量速報を通じて、来場者への認知度向上を図ります。この試合は2024年12月から2025年5月までの間に行われる予定です。

2. NTTドコモビジネスの支援サービス


このカーボンオフセットにあたっては、NTTドコモビジネスが独自に開発・提供する「Green Natural Credit」や「森林価値創造プラットフォーム(森かち)」が利用されます。特に、農業由来のクレジットは、水田での持続可能な農業を通じてメタンガスの発生を抑制する取り組みも含まれています。

3. シーズンオフのプロモーション活動


シーズンオフには、プロ選手を起用した様々なキャンペーンを実施予定です。ファン感謝祭では、PRブースの出展や地元の米農家への選手訪問、稲刈り体験など、地域との繋がりを深める活動が行われます。

未来への展望


今回の取り組みは、D-Rocksのホストゲームにとどまらず、今後も継続していく予定です。脱炭素社会の実現に向けて、さらなる施策に挑戦し続けます。

この試みが持続可能な未来への一助となり、さらなるスポーツイベントにおける環境への配慮が広がることを期待しています。私たち一人ひとりが参加し、支えていくことで、より良い未来を築いていきましょう。


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