ZARAとSOSHIOTSUKIが織りなす初のコラボレーションコレクションの魅力とは

ZARAとSOSHIOTSUKIの初コラボレーション

ファッション界に新たな風を吹き込む、ZARAとLVMHプライズ2025のグランプリ受賞デザイナーである大月壮士氏による新たなコラボレーションが登場します。日本発のブランド「SOSHIOTSUKI」と共に生み出されたコレクション『A Sense of Togetherness』が発表され、期待が高まっています。

ノスタルジーと現代の融合

このコレクションはウィメンズ、メンズ、キッズの3ラインで構成され、日本の1980年代から1990年代にかけての文化にインスパイアを受けたものです。テーマは、家族の絆や世代を超えるつながり、そして持続的な人間関係を探るものであり、普遍的なメッセージが込められています。大月氏は「人間関係や家族の絆に心惹かれ、こうしたテーマに辿り着きました」と語っています。

各ラインの魅力

ウィメンズライン

ウィメンズラインでは、流れるようなシルエットと柔らかなプロポーションが特徴的です。ノスタルジックな要素を取り入れつつ、現代的なカラーパレットで新鮮さも表現されています。テーラリングの解釈が新しい視点を与え、しなやかな印象を与えるデザインが施されています。

メンズライン

一方、メンズラインは、構造感とリラックス感のバランスが絶妙です。洗練されたカットと計算されたドレープにより、フォーマルな素材を現代的に再解釈しているのが特徴です。ユニセックスな要素も感じられ、世代を超えて楽しめるスタイルが展開されています。

キッズライン

キッズラインでは、特に親密さを感じられるデザインが施されています。大月氏が幼少期に母から手作りしてもらった洋服の記憶を思い起こさせる、温かみのある仕上がりです。親と子、そして家族全体がつながることを意識したアイテムが揃っています。

洗練されたカジュアル

大月氏は、カジュアルなアイテムにおいてもフォーマルなルーツを意識しています。「テーラリングのバランスや仕立ての細部にまで気を付けました」と語る彼は、洗練されたデザインと柔らかな感情を共存させることで、感情豊かなコレクションを完成させました。このコラボレーションを通じてSOSHIOTSUKIの表現の幅を広げることにも成功したと感じているそうです。

発表と購入方法

このコレクション『A Sense of Togetherness』は、2025年12月4日（木）より、ZARAの新宿店、銀座店、渋谷公園通り店、六本木ヒルズ店、名古屋店、グラングリーン大阪店、心斎橋店、心斎橋筋店、そして公式オンラインストアで発売される予定です。

また、同日から12月13日（土）までZARA銀座店にてポップインも開催され、特設スペースでコレクションの魅力を体験できます。