ASCHが進化する美容師育成の新たな一歩
名古屋市にあるトータルビューティーサロン、ASCHでは、最近注目すべき新プログラムがスタートしました。世界的に名高い美容家、大林博之の技術を基盤とし、その後継者である大林敬幸が帰国し導入したこの新しい育成体制は、海外の教育システムをしっかりと取り入れたものです。
大林敬幸は、名門の「Vidal Sassoon Academy」「TONI & GUY Academy」「SANRIZZ Academy」を主席で卒業し、ロンドンのサロンでトップスタイリストとしての経験を積みました。帰国後、彼はこれまでASCHが行ってきたトレーニングに、海外で磨いた実践的な考え方や技術を取り入れ、スタッフの育成力を一段と高める取り組みを進めています。
技術だけでなく、提案力も必要
美容師に必要なスキルは単なる技術の正確さではありません。お客様一人ひとりの骨格や髪質、毛流れ、ライフスタイルを理解し、日常生活でも再現可能なヘアスタイルを提案する力が求められます。このことを背景に、ASCHは新たな育成方針を打ち出し、お客様に対してより良いサービスを提供できる人材の育成に力を入れています。
若手スタッフの技術力や接客力を育成するため、ASCHではこれまでも社内教育や技術チェック、先輩スタッフによる指導が行われていましたが、大林敬幸の帰国により、より実践的で思考を重視した教育方法が導入されることになりました。
海外教育のメリットと日本の強み
大林敬幸は長年の留学生活を通じて、カットの基本理論や正確な技術を学び、さまざまな髪質や骨格を持つお客様に対応することで、実際の現場で求められる提案力を磨いてきました。海外の教育では、基礎技術を確実に習得した後に「なぜその技術が必要なのか」「どのようにお客様に似合う形にするか」を論理的に考えます。一方で日本の美容教育には、細やかな接客や安心感のあるサービスなど、世界に誇るべき優れた点があります。
ASCHは、この国内教育の利点と海外で学んだ実践的な技術や考え方を融合させ、現場で役立つ教育体制の構築を目指しています。
実践的な技術習得のセミナー
2026年6月1日、ASCH檀渓通店ではロンドンより招いたサスーンの講師によるカットセミナーが開催されました。このセミナーでは、展開図を使用したカットの構造を視覚化しながら、その理論的な習得を進める取り組みが行われました。このイベントは美容業界誌『美容文化』にも取り上げられ、ASCHの教育への真摯な取り組みとして注目されました。
今後は、若手スタッフ向けに骨格や髪質の見極め方、デザインの考え方、再現性を高める技術、お客様への提案力などを段階的に教えていく方針です。それにより、ただ技術を教えるのではなく、「なぜその技術を使うのか」「どのようにお客様の魅力を引き出すのか」といった視点を持って行動できる美容師の育成に力を入れます。
次世代の美容師育成へ
ASCHは地域のお客様に対してより高い技術と満足度を提供するため、スタッフ教育の質を更に向上させ、次世代の美容人材育成に挑んでいきます。美容師の基礎を大切にしつつ、国内外の良さを融合し、時代のニーズに応える実践的な技術を提供していくサロンを目指しています。美容業界は常に変化していますが、ASCHはその先駆者として、革新を続けていく使命を担っています。