自己申告型給与
2026-02-05 11:25:59

熊本初!ヤマチクが導入した自己申告型給与制度の全貌と意義

熊本初!自己申告型給与制度の導入



熊本県南関町にある竹箸メーカー株式会社ヤマチクは、2026年1月23日、従来の給与制度に代わり、「自己申告型給与制度」を導入することを発表しました。これにより、年間約1,100万円の給与総支給額の増加を見込んでいます。この制度は、社員が自らの貢献内容と希望する給与額を申告し、それに基づいて給与契約を結ぶという斬新な取り組みです。これは熊本県内の企業として初の試みであり、社員一人ひとりが自分自身の働き方を見つめ直すきっかけを提供します。

自己申告型給与制度とは



自己申告型給与制度では、社員は1年間の貢献や成果を自ら定め、そのもとに希望する給与額を申告します。従来の給与体系が会社側の評価に基づくのに対し、この制度では社員が自身の価値を見出し、主導的に給与を決めることができます。これは、単に実績評価ではなく、未来にどう貢献するかを社員自らが考えることを促します。その結果、社員の責任感や自主性が高まり、各自がより積極的に仕事に取り組めるようになる効果が期待されます。

導入の背景



ヤマチクは「すべてのあたりまえを、ありがとうに。」というビジョンを掲げ、顧客に愛される製品作りを目指しています。こうしたビジョンを実現するためには、社員が自身の貢献と給与の関係を理解し、能動的に働く環境を構築する必要があると考えました。また、熊本県の最低賃金が上昇し、採用市場が加熱する中で、既存社員の給与が相対的に上がりにくいという問題も抱えていました。このような課題に対応するために、自己申告型給与制度の導入が決定されました。

導入結果と社員の意見



制度導入にあたって、ヤマチクは全社員と個別面談を実施しました。この面談を通じて、人材の貢献が言語化され、役割や責任の整理が進んでいます。ある製造部門の社員(入社3年)は、「自分の給与を自分で決めるのは初めてで、緊張した」と語り、貢献内容を考える中で自らの仕事を見つめ直すきっかけになったとのこと。また、別の検品・出荷部門の社員(入社13年)は、「この制度は自分自身と向き合う良い機会になった」と言い、自身がどのように貢献できるかを新たに考えるようになったという感想を述べています。

代表メッセージ



ヤマチクの代表、山崎彰悟氏はこの制度について、「単にアピールが上手い人が評価されるわけではない」と強調します。大切なのは、自らが決めた約束に責任を持つこと。仕事への向き合い方が「自分ごと」となることで、社員は確実に成長でき、働くことに対する捉え方も変わると考えています。

ヤマチクのブランド



ヤマチクは、1963年に設立され、竹の箸製造に特化した企業です。地域の資源を活用し、純国産の竹箸を作り続けています。初の自社ブランド「okaeri」は、国内外で評価を得ており、最近では直営ファクトリーショップをオープンするなど、さらなる発展を目指しています。

この新しい給与制度は、単なる報酬の見直しにとどまらず、社員全員が主体的に参加することで、ヤマチクの未来にも大きな影響を与えるでしょう。ヤマチクの試みは、他の企業にとっても新たな働き方の指針になるかもしれません。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

関連リンク

サードペディア百科事典: 熊本県 ヤマチク 自己申告型給与

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。