ドナルド・キーン展開催記念！特別なオペライベントを見逃すな

ドナルド・キーン展開催決定

世田谷文学館は2025年11月15日から2026年3月8日まで、ドナルド・キーン展を開催する。この特別な展示は、文学だけでなく、音楽や能楽の要素を融合させたイベントとして注目されている。さらに、オープニングに合わせて、特別なトークイベントや生演奏も行われる。

特別イベントの内容

この展示に関連したイベントは二つ用意されており、1回目は2025年12月16日に「キーンさんの愛したオペラ」がテーマだ。音楽監督の池辺晋一郎氏がナビゲーターを務めるこの催しでは、ソプラノの種谷典子氏、バリトンの原田圭氏、ピアニストの髙瀬さおり氏がオペラ演奏を披露する。演奏される楽曲には、オペラ《ラ・トラヴィアータ》や《フィガロの結婚》など、ドナルド・キーン氏が愛したオペラの名曲が並ぶ。

2回目のイベントは、2026年1月18日に開催され、「ドナルド・キーンと三島由紀夫ー近代能楽集を巡ってー」というテーマで行われる。ここでは、元国立劇場の理事である織田紘二氏、早稲田大学演劇博物館の館長を務める児玉竜一氏、そしてドナルド・キーン記念財団代表理事のキーン誠己氏が集結する座談会を設け、能楽の魅力について語り合う。特別ゲストとして能楽師の浅見重好氏と上野公威氏が仕舞を披露する予定だ。

イベント詳細

各イベントは整理番号付きの自由席で、料金は一般2,500円、セット券は4,500円。なお、25歳以下の学生には割引があり、各回1,000円で入場可能（セット券の販売はなし）。未就学児の入場はできないのでご注意を。また、25歳以下の割引を利用する際は、当日証明書の提示が必要だ。

申込方法

チケットは公式HPからオンラインで申し込むことができ、申込みは2025年11月4日から始まる。ただし、セット券は限定枚数のため、早めの申し込みをおすすめする。詳細情報やプログラムの内容については、公式サイトをチェックすると良いだろう。

おわりに

ドナルド・キーン展は、文学、音楽、そして能楽が融合した、まさに文化交流の場といえる。彼の愛したオペラや三島由紀夫との深い関係を、これまでにない形で堪能できるチャンス。この特別なイベントを通じて、ぜひ多くの方にドナルド・キーン氏の魅力に触れてほしい。展覧会と連携したイベントは、文学と音楽を愛する全ての人々に新しい経験を提供するだろう。