感謝の気持ちを届ける新しい発送方法の取り組み
奈良・大阪・京都・兵庫・三重エリアに展開する振袖専門店、フォトスタジオ ファーストステージが2025年6月から社内風土改革に乗り出しました。この施策は、店舗同士の荷物のやり取りを通じて、感謝の気持ちを伝える新しい方法を導入するもので、「気遣いの発送方法」と名付けられています。
社内コミュニケーションの再構築
多様化が進む働き方において、社内コミュニケーションは大変重要です。しかし、日常業務の中で交流が減少しがちな現代において、ファーストステージは店舗間での物理的な「モノ」のやり取りを通じて、心のつながりを再構築する試みを始めました。具体的には、荷物に感謝のメッセージを添えるというシンプルながら心温まる施策です。この取り組みにより、社内文化として「思いやり」が目に見える形で広がっています。
感謝を形にする「気遣い便」
ファーストステージでは、衣装や備品の店舗間送付が日常的に行われています。この発送時に、これまで業務的に行われていた対応を見直し、個々の感謝の気持ちを込めた「気遣い便」という新ルールを2025年6月に導入しました。具体的には、発送時に洗濯やクリーニングを行うことが基本となり、「○○店様、本日〇〇を返送いたします。お貸しいただきありがとうございました」といったメッセージカードを添えることが推奨されるようになりました。このようにして、社員一人ひとりの心情が伝わる工夫がされています。
感動を共有し、高め合う文化
荷物を受け取った店舗は、その丁寧な梱包や心のこもった手紙を写真で撮影し、社内で共有するラインアルバムに投稿します。これによって、感動が個人にとどまることなく全社員に広がる仕組みができています。また、毎月「ベスト発送店舗」を発表することで、社員同士のリスペクトが高まり、モチベーション向上にもつながっています。この取り組みは、6月から8月の間でアルバム投稿件数が前月比150%を記録するなど、予想を超える反響を巻き起こしました。
社員アンケートからも多くの高評価が寄せられています。
- - 「想像以上に丁寧な梱包で、気持ちまで温かくなりました」
- - 「手書きのメッセージに感動し、こちらも丁寧に送り返したくなった」
- - 「発送を“業務”ではなく“つながり”と捉えるようになった」
このように、心のこもったコミュニケーションが社内の文化として根付いています。社長の近藤陽子は、「感謝・思いやり・助け合い」という理念が、お客様だけでなく、共に働く仲間にも向けられるべきものだと強調しています。
社外へも広がる感謝の輪
「気遣いの発送方法」によって培われた温かい雰囲気は、社内にとどまらず、取引先との関係にも良い影響を与えています。発送時に実践したところ、丁寧な梱包とメッセージに感動していただいたお取引先様からも喜びの声が寄せられています。また、お取引先様からの荷物も心のこもったメッセージが添えられ、嬉しい「感謝のキャッチボール」が生まれています。
今後もこの取り組みは継続し、社内イベントやシステムとの連動により、さらなる「思いやり文化」の育成を目指していきます。ファーストステージの理念に基づき、従業員が働きがいを感じられる環境づくりを進めていくことが期待されています。
お知らせ
ファーストステージでは、ベビー・キッズから成人式振袖のレンタル・販売まで様々なサービスを提供しています。詳しくは、
フォトスタジオ特設サイトや
成人式振袖特設サイトをご覧ください。