多様な食文化に支えられる　東レPPOテニス2025のアスリート食が注目

東レPPOテニス2025のアスリート食が進化

来る2025年10月、東京・江東区で開催される「東レパンパシフィックオープンテニストーナメント（通称：東レPPOテニス）」において、新たに多様性と健康を考慮したアスリート向けの食事提供が行われることが決定しました。今回初めて登場するのは、オイシックス・ラ・大地株式会社のプラントベースブランド「Plant Oisix」によるミールキットや、世界的に人気の「カルローズ米」。これらは選手や関係者の食事に新しい風を吹き込むことが期待されています。

アスリート食の多様性を重視

シダックスコントラクトフードサービスによって運営される選手レストランでは、選手たちの食文化や健康志向に対応するため、様々なメニューが展開されます。最新のメニューでは、プラントベースの「ボルシチ」、「大豆ミートのチャプチェ」、そして「じゃが芋と生麩の甘辛炒め」といった、ヘルシーで人気のメニューがラインアップ。これにより、選手たちは安心して栄養を摂取できる環境が整います。

特に、プラントベースの食品は、ヴィーガンやベジタリアンの選手にも対応しており、多様な食事制限を持つ選手たちが安心して食事を楽しめるよう配慮されています。

ベジタリアン・グルテンフリー対応メニュー

過去の大会でもベジタリアンメニューは用意されていましたが、今回はさらにグルテンフリーに配慮したメニューが増加。従来の肉料理でもグルテンフリーの材料に変更し、メニューカードには明示的にその旨が記載される予定です。豆乳ヨーグルトやライスミルクが取り入れられ、食文化に配慮した食事提供が実現します。

経験豊かな管理栄養士がサポート

すべてのこだわりメニューは、シダックスの公認スポーツ栄養士によって作成されています。彼らは国際大会での食事提供経験が豊富で、選手たちにとって必要な栄養素を注意深く考慮し、実績に裏付けられたレシピを提供します。

バリエーション豊かなビュッフェスタイル

選手たちが利用するレストランでは、ビュッフェスタイルで朝、昼、夜の3食が提供され、合計で約1,600食分が用意されます。オーダーミールとして、塩分や味付けを選べるパスタやリゾットも対応し、選手たちに個別のニーズに合わせた食事を提供します。

会場と大会概要

「東レパンパシフィックオープンテニストーナメント2025」は、2025年10月17日から26日まで、東京・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園テニスコートで開催されます。この大会における食事の取り組みは、国際的な舞台で活躍するアスリートたちにとって、パフォーマンス向上に直結する重要な要素となるでしょう。