小学生と一緒に楽しむ横浜みなとみらいのクラシックコンサート

横浜みなとみらいホールで特別な音楽体験

横浜市内の小学生たちが心を一つにしてクラシック音楽の魅力を体験できる、「心の教育ふれあいコンサート」が今年も開催されます。この特別なイベントは、横浜市教育委員会の主催の元で、地元の神奈川フィルハーモニー管弦楽団とパイプオルガンの生演奏を楽しむ60分のコンサートです。

クラシック音楽に親しむ場

このコンサートは、1998年に横浜みなとみらいホールが開館して以来、毎年恒例のイベントとなっています。今年で28回目を迎え、約30,000名の小学生が参加予定です。特に4〜6年生の子どもたちに対する音楽体験を重視し、オーケストラの演奏や音楽交流を通じて感性を養うことを目的としています。

コンサートのプログラムには、シュトラウスⅡ世の「雷鳴と稲妻」やエルガーの「威風堂々」など、誰もが一度は耳にしたことがある名曲が含まれており、オーケストラの迫力を身近に感じる良い機会です。通常のクラシックコンサートと違い、子どもたちが理解しやすい形で構成されているため、初めてのクラシック体験にも最適です。

市民も楽しめる特別な席

更に、今年は特定のエリアの座席を一般市民にも開放しています。子どもたちと一緒に、またはその背後からクラシック音楽を楽しみながら温かい時間を過ごすことができます。音楽の素晴らしさを分かち合える貴重な瞬間です。

魅力的な演奏者たち

コンサートでは、地元で活躍する指揮者やオーケストラメンバー、パイプオルガン奏者が一堂に会します。特に注目されるのが、小林雄太さんと松川智哉さん、神成大輝さんが指揮を務める点です。演奏は、神奈川フィルハーモニー管弦楽団が担当し、さらにホールオルガニストの近藤岳さんを始め、インターンから来た尾崎麻衣子さんや新田朝香さんも参加します。豊かな音色が響く中、クラシック音楽の魅力が存分に楽しめることでしょう。

未来の音楽家たちへ

「私が初めてオーケストラを聴いたときの感動を忘れません」と指揮者の小林雄太さん。心を打つ演奏は、聴衆にとって特別な体験となるでしょう。これからの未来を担う子どもたちが、音楽に触れ、感動を得ていく姿を想像することができます。

参加情報

「心の教育ふれあいコンサート」は、以下の日程で行われます。

- 第1クール：2025年9月29日〜10月1日
- 第2クール：2025年10月6日〜10月9日
- 第3クール：2025年11月17日〜11月19日

各日2回公演（午前の部：10:30開演、午後の部：13:30開演）です。

入場料は3階指定エリア自由席が1,300円、65歳以上や学生、障がい者の方は700円となっており、事前に予約を行うことが可能です。横浜みなとみらいホールのホームページまたはチケットセンターでの申し込みが必要ですので、興味のある方はお早めに。