オハヨー乳業、第二次中長期経営計画の一環でCVCファンドを設立
オハヨー乳業株式会社は、2026年4月にスタートする第二次中長期経営計画の第一弾として、米シリコンバレーのベンチャーキャピタルであるペガサス・テック・ベンチャーズとともに、総額5,000万米ドル(約80億円)のコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)ファンドを設立しました。このファンドの設立は、食品と飲料市場における新たな投資機会創出を目指すものです。
設立背景と目的
オハヨー乳業は、これまで牛乳やヨーグルト、デザート、アイスクリームなど多様な商品で成長を遂げてきました。しかし、市場環境の変化に対応するため、従来のアプローチを超えた新たな成長戦略が求められるようになりました。これを背景に、オハヨー乳業は既存事業の深化に加え、海外展開や新しい成長領域の開拓を進めることを決定しました。
この新たなファンドは、外部パートナーとの協力を通じて成長モデルを革新するための重要なステップとなります。具体的には、食品・飲料、バイオテクノロジー、機能性食品、サプライチェーンなど、未来の食に関わるスタートアップに投資し、新たな価値を創出することを目指しています。
ファンドの概要
このCVCファンドの設立に関する具体的な名称や運用期間は以下の通りです。
- - ファンド名称: Pegasus Tech Ventures Company XXXIV, L.P.
- - 投資対象領域: 食品・飲料を中心に、事業成長に寄与する領域
- - 投資対象企業: 世界中の有望な企業・成長企業
- - ファンド総額: 5,000万米ドル(キャピタルコール方式)
- - 運用期間: 10年間(2026年7月~2036年6月予定)
代表のコメント
オハヨー乳業の代表取締役社長・山崎陽子氏は、「当社はこれまでの成長を支えてきた品質の追求と独自の開発力を活かし、今後はグローバル市場においても新たな価値を創出していく」とコメントしています。これにより、フードテック分野での新しい挑戦と事業共創を推進し、次世代の成長機会を生み出すことが期待されています。
一方で、ペガサス・テック・ベンチャーズ創業者兼CEOであるアニス・ウッザマン氏も、「世界の食品産業は大きな変革を迎えています。開始されるこのファンドを通じて、オハヨー乳業と世界の革新的技術を結び付け、新たな事業機会を支援したい」と述べています。副次的な利益として、オハヨー乳業が持つ商品開発力やブランド力と、フードテック企業のアイデアを結合させることで、日本発のブランドとしての成長とグローバル展開が加速するでしょう。
ペガサス・テック・ベンチャーズについて
ペガサス・テック・ベンチャーズは、米国シリコンバレーに拠点を置き、世界中の大手企業から出資を受けるグローバルベンチャーキャピタルです。CVCの代行運用に特化し、企業のイノベーションを支援する役割を担っています。これまでに、シリコンバレーの著名企業をはじめとする多数の企業に投資しており、その実績は世界290社を超え400億円以上の運用総資産を誇ります。
まとめ
今回の新たなCVCファンド設立は、オハヨー乳業が今後も市場で成長し続けるための重要な投資と戦略の一環です。未来の食をより魅力的なものにすることを目指し、オハヨー乳業はこれからの動向に期待が寄せられます。