サステナブルコスメアワード2024に輝いたエティークと采茶
2024年の「サステナブルコスメアワード」で、注目すべき成果を上げたのは、ニュージーランド発のビューティーバーブランド「Ethique(エティーク)」と、日本のスキンケアブランド「采茶~SAICHA(サイチャ)」です。この2つのブランドは、それぞれの特長を持ちながら、サステナブルな取り組みによって、審査員賞のインターナショナル部門、コストパフォーマンス部門、そしてアップサイクル部門で受賞しました。
エティークの魅力
エティークは、創設者・ブリアン・ウエストの確固たる理念のもとに進化を続けています。プラスチックを使わず、代わりに生分解性のあるパッケージを採用したシャンプーバーやコンディショナーバーは、環境に優しいだけでなく、実際に優れた使用感も実現しています。特に、オーガニック原料を使用した製品が多く、肌にも優しい処方が魅力です。シリコーンやパーム油なども含まず、ヴィーガンフレンドリーとのことで、幅広い層の消費者から支持を受けているのです。
これに対し、受賞した「エティーク シャンプー バー ピンカリシャス」や「コンディショナー バー ザ ガーディアン」は、どちらも洗浄力に優れ、心地よい香りでリフレッシュさせてくれます。また、価格も手頃で、コストパフォーマンスを重視する現代の消費者にも非常に好評です。
采茶のサステナブルな取り組み
一方、采茶は日本産のお茶を使ったスキンケアブランドで、特に「茶の実」を使用することで話題を呼んでいます。茶の実は、耕作放棄地からアップサイクルして作られ、この地域の農家を支援する役目も果たしています。これにより、新しい価値を生み出すと同時に、環境や地域経済にも配慮した確かな取り組みが評価されました。
「采茶 CHフェイシャルオイル」は、その特異性と効能から、多くの肌トラブルを抱える女性たちに愛されています。特に乾燥による小じわを改善する効果が期待され、肌に潤いを与えつつ、エイジングケアを実現します。このように、環境問題を意識しながらも、高品質な製品を提供する采茶の姿勢は、多くの人々から受け入れられる理由です。
授賞式の詳細
受賞の栄誉を受けた両ブランドは、2025年2月14日から16日に国立代々木競技場で行われる「NEW ENERGY TOKYO」内で授賞式が予定されています。このイベントでは、サステナブルコスメの重要性や、環境保護の意識を高める機会としても注目を集めています。
まとめ
両ブランドは、サステナブルな未来に向けた信念を持ち続け、行動を起こしています。私たちも、自らの選択を通じて、地球を守るための一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。これからもエティークと采茶の動向に注目し、サステナブルなコスメの魅力を広めていきましょう。