B2福岡、待望のホーム初勝利を達成
2025年10月15日、水曜日。福岡のバスケットボールチーム、ライジングゼファー(B2福岡)は、ついにホーム初勝利を飾りました。対戦相手は、愛媛オレンジバイキングス。試合は87対73で福岡が勝利しました。
試合の流れ
前半の攻撃がカギに
試合の序盤から福岡は力強いスタートを切りました。第1クォーターでは、#34アギラールをはじめ、#0會田、#12寒竹、#32狩野が立て続けに3ポイントシュートを成功させ、リードを奪います。特に、古巣相手に躍動感を見せた#8青木の3ポイントシュートが会場を盛り上げました。さらに、今シーズン初スタメンの#33加藤がしっかりフリースローを決め、福岡は9点のリードを持って第2クォーターに突入。
第2クォーターも福岡の攻撃は続きました。#5リードが果敢に3ポイントシュートを打ち入れると、青木との連携からの得点もありました。青木は前半で二桁得点に到達し、さらには#24バーレルもインサイドで存在感を示しました。チーム全体が一体感を持ち、リズムを作り出していました。
後半の粘り
後半に入っても福岡の勢いは止まりませんでした。しかし、第3クォーター序盤は両チームともに得点が動かない時間が続きます。そんな中、加藤がスティールを決め、自らレイアップを成功させます。一気に会場の雰囲気が変わり、続けて青木が3ポの3本連続成功。さらにリードもファウルを受けながら3点プレーを決め、点差を広げていきます。
しかし終盤に愛媛から連続得点を許した場面が見られつつも、福岡は會田のスティールから狩野がレイアップ、そして加藤の3ポイントシュートで流れを取り戻します。アギラールや狩野も得点を重ね、全員が最後まで戦い抜き、見事なホーム初勝利を手にしました。
コーチと選手のコメント
試合後、福島雅人HCは「先週末からバウンスバックしてくれた」と評価しつつ、今後の課題にも触れました。愛媛が強力であることを認めながらも、「ディフェンスとオフェンスのペースが守れた」と選手たちの頑張りを称賛しました。
また、青木選手は「3ポイントシュートはチームの武器」とし、味方のサポートが気持ちよくプレーできる理由だと述べました。さらに加藤選手も「ディフェンスの集中がオフェンスに良い影響を与えた」と試合を振り返りました。このように、選手たちの士気が高く、チーム全体の成長をつなぐ試合となりました。
今後の展望
福岡は次の試合として岩手とアウェーで対戦しますが、「リバウンドを修正し、良い流れを作りたい」と福島HCが意気込んでいます。ホーム初勝利の勢いをかき立て、今後ますますの活躍が期待されます。
この感動的な試合は、B.LEAGUEの魅力が詰まった瞬間でした。バスケットボールを愛する人々にとって、この試合は長く記憶に残ることでしょう。