B2福岡が奈良を圧倒して連敗脱出
2025年11月9日、福岡のライジングゼファーは、バンビシャス奈良との試合で見事な勝利を収めました。スコアは78対57。前日に続く対戦で、福岡は必死の思いで試合に臨みました。
試合の序盤
試合は序盤から福岡がリードを保つ展開となりました。特に、#24のバーレル選手が目を引く活躍を見せます。彼はインサイドで強力にアタックし、ファウルを引きながら3点プレーを決めると、さらに豪快なダンクシュートを炸裂させました。これは彼の通算200ダンク目となり、チームに勢いを与えました。
2Qに入ると、#0の會田選手がドライブレイアップを決め、続けて#33の加藤選手が3ポイントシュートを成功させるなど、福岡が9連続得点を獲得し、一気に試合の主導権を握ります。バーレル選手は続いて2本のダンクを決め、福岡はリバウンドでも優位に立ちながら、奈良の攻撃を効果的に抑えていきます。
後半の攻防
後半戦に入ると、奈良は連続得点で点差を縮めようとしますが、福岡も負けじと反撃。#23の村上選手が3ポイントシュートを沈め、試合の流れを引き戻します。その後も#34のアギラール選手がインサイドで着実に得点を加え、#32の狩野選手の3ポイントも決まるなど、一進一退の攻防を繰り広げました。
福岡は一度主導権を渡したものの、攻撃を続けファウルを誘発。加藤選手が獲得したフリースローを全て決め、リードを再び8点にまで戻します。最終クォーターに突入した際には、福岡が20点リードを保って迎えます。
最終幕
最終クォーターでは、#0會田選手と#8青木選手が連続で3ポイントを決め、点差をさらに広げます。試合が進む中で福岡はファウルが重なる局面も見られましたが、ここでもバーレル選手がダブルダブルという素晴らしいパフォーマンスを発揮。一度もリードを許すことなく試合の流れを支配し、連敗を3で止める快勝を勝ち取ります。
コーチのコメント
試合後、福島雅人ヘッドコーチは「前日とは違って、試合の流れを修正して臨むことができた。特に、ゾーンディフェンスを工夫し、相手の外国籍選手にプレーの時間を与えないようにしたのが成功した」との見解を示しました。また、ファンへの思いを大切にし、エネルギーを伝えるゲームを心がけることを強調しました。
福岡が勝ち取ったこの試合は、チームが抱えている改善点を解消し、ファンに喜びをもたらす結果となりました。次の試合もこの勢いを活かし、更なる勝利を目指してほしいものです。