CIBONE CASEにて開催中の「Black Mellow」展
2025年4月12日から27日まで、CIBONE CASE(GINZA SIX)でRITOGLASSの特別な個展「Black Mellow」が行われています。この個展は、ガラス作家である永木卓の最新の作品を紹
介するもので、特に注目すべきはその美しい黒色のガラス作品です。
黒のガラス作品の独自性
今回の個展では、前回の個展で登場したピンク色に続き、永木がこれまでで最も透過度の低いとされる黒色の作品が展開されています。選ばれた黒色は、静かな永木の作品の中に隠された強さを引き出すもので、これにより作品はより一層の深みを持つようになったと言えるでしょう。黒で覆われた作品は、シャープな輪郭が少しぼやけつつも、全体のフォルムが際立ち、見る人に大人びた艶やかさと共にノスタルジーをも感じさせます。
永木卓の作品の魅力
永木卓のガラス作品は、控えめながらも、その美しさと機能性を完璧に融合させています。手に軽やかに感じられ、その用途が限定されない理想的な形状に仕上げられています。緻密に計算されたラインは、まさにデザインの賜物でありながら、そこに残る手仕事の温もりが素材そのものの美しさを引き立てています。このような作品は静かなる強さを秘め、見る人の感情を刺激します。
展覧会の詳細
「Black Mellow」の展覧会は、2025年4月12日から4月27日まで、CIBONE CASEで開催されています。営業時間は10:30から20:30で、住所は東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIXの4階となります。特別教育を受けた永木が在廊する日もあるので、彼の作品に対する情熱を直接感じるチャンスです。
また、CIBONE自体は「New Antiques, New Classics」をテーマにしたライフスタイルのエディトリアルストアで、独自の魅力を持つモノたちを提案しています。東京とBrooklynを拠点に、手作りの魅力や人々との繋がりを大切にしつつ、変化の多い世界に常に新しさとユニークさを求めています。
この「Black Mellow」展を通じて、多くの方々が永木卓のガラス作品と新たに出会い、その魅力を発見することを期待しています。ぜひ、足を運んでみてください。