新日本製薬DAY MATCH:乳がん啓発の新たな一歩
10月26日、福岡市のベスト電器スタジアムで開催されるJ1リーグの試合、アビスパ福岡と湘南ベルマーレの対戦。今回の試合は新日本製薬が冠を務める「新日本製薬 DAY MATCH」として、特にアイデアに富んだ乳がん啓発イベントが実施されます。この日は、世界的に乳がんの早期発見と治療を促進する「ピンクリボン運動月間」にあわせた内容となっています。
新日本製薬がこの活動に積極的に関与する理由は、企業の80%を女性社員が占めているから。女性の健康と活躍を応援する企業として、この重要なメッセージを広めることが必要だと考えています。乳がんは日本人女性がかかるがんの中で最も多く、2024年にはさらに増加する予測がありますが、福岡県の乳がん検診の受診率は全国平均を下回っています。
そのため、乳がんについての理解を深め、早期受診の重要性を訴える多様な施策を実施することが急務です。この試合では、選手たちがピンクの腕章を着用し、来場者全員がファンフィンガーを掲げるなど、積極的に乳がん啓発に取り組みます。また、女性来場者先着1,000名にはアビスパ福岡と新日本製薬のコラボで作られたオリジナル応援しゃもじが配布され、さらにスキンケアブランド『パーフェクトワン』のサンプルも無料で配布されます。
健康診断と啓発活動
新日本製薬は、社員全員ががん検診を受けることができる環境を整えています。年齢に問わず、乳がん検診(エコー検査またはマンモグラフィー)を会社負担で受診可能。この取り組みは、乳がんに対する意識を高める一環として、社内でも啓発活動を展開しており、健康的なライフスタイルの促進が目的です。2021年からは福岡県の乳がん検診率の向上を目指し、認定NPO法人ハッピーマンマとの協力を始めました。
ピンクリボン運動の広まり
今年で5年目を迎えるこの活動は、「Let’s think Pink, act NOW!今、想いをかたちに動き出そう」というテーマのもと、乳がんに対する意識を全国へと広げる試みです。乳がんは単に女性だけの問題ではなく、社会全体で取り組む課題であることを伝え、行動を促すことが求められています。
イベントの見どころ
試合当日は、観客全員がファンフィンガーを掲げる演出が設けられており、乳がん啓発イベントは一体感のある感動的な場面となるでしょう。また、来場者向けには新日本製薬のブースが設置され、乳がんに関するさまざまな情報展示や、スキンケアに関する体験ブースが用意されます。これによって、参加者は楽しく学びながら美容や健康について意識を高めることができるのです。
このように、アビスパ福岡の試合がもたらすのはサッカーだけではなく、地域社会に対する貢献と啓発活動です。皆さんもぜひ、この意義ある日を一緒に楽しみながら、多くの人々に乳がんの重要性を広めていきましょう!