宮下貴浩×私オム プロデュース舞台『霧』が上演決定!
演劇界で注目を集める宮下貴浩氏と、劇作家の私オム氏が2018年から共同プロデュースする舞台『霧』の上演が決まりました。彼らは毎年、オリジナル作品を発表し続け、その作品は多くの観客に感動を与えています。今回はどのようなストーリーが展開されるのか、期待が高まります。
『霧』のストーリーとは?
舞台『霧』は、30歳の主人公が自身の夢、つまりミュージシャンになることに対する葛藤を描いています。妻子を持ち、借金を抱える中で、両親を早くに失い、病を抱えた弟を支えなければならない主人公。周囲に霧のように漂う夢との対峙を通じて、彼の内面的な成長が描かれます。「最後に君と歌えば、消えてなくなるのかな……」という切ない問いが、観客の心に深く響くことでしょう。
実力派キャストが集結
キャスト陣には、赤澤燈、松島勇之介、定本楓馬、前川優希、今立進、宮下貴浩、安里勇哉と、実力派の俳優たちが名を連ねています。彼らの持つ演技力は、物語の深みを増す重要な要素となるでしょう。また、前作『愚れノ群れ』で共演したキャストも参加し、彼らの成長ぶりにも注目です。
宮下氏自身も出演することになっており、観客としては、彼の演技を直接見ることができる貴重な機会です。宮下氏は、上演に至るまでの感謝の意を表しながら、懐かしい共演者たちとの再会を嬉しそうに語っています。
私オムの独自の視点
一方、脚本を担当する私オム氏は、自身の意欲を隠さず、『霧』についてコメントを寄せています。「足が遅いけれど競争が好きだった私自身の経験が、物語に色濃く反映されています。夢を追う姿勢、叶わないかもしれない夢をあきらめない姿を描いています」と熱い思いを語ります。この作品では、夢を追い続ける人々の希望と苦悩が、シンプルながら深いメッセージとして届けられます。
公演情報
舞台『霧』の公演は、2025年6月4日から6月15日まで、シアターサンモールで行われます。チケットは前売8800円(税込、全席指定)で、一般発売は5月3日より開始します。また、興味のある方は公式サイトやSNSで最新情報をチェックしてみてください。
この作品は、ただの舞台以上のものになります。キャストやスタッフの熱い想いが込められた『霧』、ぜひご注目ください。