若手社員が挑む!ぬか漬けNo.1決定戦
2025年8月6日から8月8日まで、兵庫県赤穂市にある「AMAMI TERRACE」で開催された“ぬか漬けNo.1決定戦”は、赤穂化成株式会社の若手社員たちがぬか漬けの腕前を競うイベントです。赤穂化成と言えば、地元の塩の魅力を活かした多様な商品を手掛けている企業。このイベントは、同社の挑戦の一環として、若手社員たちの創造性を引き出すために企画されました。
再び競技へ!シリーズ第2弾の背景
このイベントは、2025年4月から5月にかけて行われた「A-1グランプリ」に続くものです。A-1グランプリは新入社員が自ら考案した浅漬けを披露するもので、参加者から大いに好評を博しました。その盛り上がりを受け、「塩の魅力を広め、地域活性化につなげよう」という代表取締役社長・池上良成の思いから、今回の「ぬか1グランプリ」が誕生したのです。
独創性溢れるぬか漬け品評会
本イベントには、入社1年目と2年目の若手社員10名が参加し、事前の審査を経て選ばれた5名が本戦の舞台に上がりました。各参加者は、自由な発想で、家庭でも簡単に作れるぬか漬けを開発。特色ある5種類のレシピが試食により来場者の評価を受け、最終的に優勝を決定するという形で進行しました。
会場では、ぬか漬けの歴史や文化に関する紹介パネルも設置され、地域の方々に楽しさと学びを提供。参加者全員が、技術開発や営業部門といった異なる部署から集まる中、熱気ある競技に挑みました。
トーナメント進行での熱戦
イベントは2日間にわたり、トーナメント方式で進行。初日は「きゅうりのぬか漬け」と「おつまみナッツ」の対決が行われました。来場者からの評判を得て、「おつまみナッツ」が見事勝利を掴みました。
続く2日目には「茄子のからしぬか漬け」や「パプリカのぬか漬け」が参加し、接戦を経て「茄子のからしぬか漬け」が勝ち上がり、決勝戦に進出。決勝戦では、優勝候補とみられていた「おつまみナッツ」との対決が繰り広げられ、最終的には「おつまみナッツ」に軍配があがりました。
栄冠を手にしたのは!
優勝した「おつまみナッツ」の開発者、萩原さんは、「前回の浅漬けグランプリでの悔しさをバネにして、改良を重ねた」と語り、米麹を取り入れることで風味を増し、食感にこだわった様子を伺わせました。会場から寄せられた来場者の感想も好評で、「ナッツの食感とぬかが絶妙に合っている」との声が多く聞かれました。
これからの展望
池上社長は、「ぬか1グランプリ」を通じて地域の塩の価値を広める意義を強調し、今後もこのような地域活性化につながるイベントを続ける意向を示しています。優勝メニューの「おつまみナッツ」は、今後、「AMAMI TERRACE」で提供される可能性もあるとのことで、非常に楽しみです。
家庭でも楽しめるレシピ公開
優勝した「おつまみナッツ」のレシピは、赤穂化成の公式サイトで公開されています。家庭でもこの美味しさを再現できるので、ぜひお試しください。新たな塩の楽しみ方を見つけに、みなさんも「ぬか1グランプリ」の世界を体験してみてはいかがでしょうか?
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