久留米絣の魅力を楽しむイベント『THE MONPE×HAORI』が開催！

久留米絣の魅力が広がる『THE MONPE×HAORI』

福岡・九州を代表する伝統的工芸品である久留米絣に特化したイベント『THE MONPE×HAORI』が、今年も開催されます。去年に続き、第2回目となるこのイベントでは、久留米絣ならではの魅力を存分に楽しめます。

このイベントの主役となる「MONPE（もんぺ）」は、使い込むほどに柔らかく、肌に優しい風合いが特徴です。夏は涼しく、冬は暖かい。この驚きの素材感が、多くのリピーターを魅了しています。今年も800本以上の多彩な「MONPE」が一堂に集まり、様々な色や柄、シルエットから選ぶことができます。

さらに、伝統的な羽織「HAORI」をスタイリッシュに着こなすためのコーディネートも提案される予定です。こだわりの染色と織りによる生地が、現代のファッションスタイルに自然に溶け込むことでしょう。これからの季節に大活躍間違いなしの羽織を、今年はぜひ久留米絣で見つけてみてはいかがでしょうか。

久留米絣とは

久留米絣は、福岡県南部の筑後地方で製造され、伊予絣や備後絣と並び日本三大絣の一つに称されます。この絣は、前もって染め分けた糸を使用して模様を織り上げる技術を用いています。1957年には国の重要無形文化財、1976年には通産大臣指定伝統的工芸品にも選定され、今では福岡を代表する伝統工芸品として知られています。

久留米絣の生産には、天然藍染や手織りなどの伝統的な技法が受け継がれており、半産業化した製法も共存しています。このため古典模様からモダンでポップなデザインまで、多様な製品が生まれています。

織元の紹介

イベントに参加する4社の織元を紹介します。

池田絣工房

大正8年に創業し、現在では4代目が技術を継承。天然藍染と手織りを用いた製品作りを誇ります。着脱が楽で、ストレスフリーなデザインが特徴。着ているとラインが美しく、着やせ効果も抜群です。

坂田織物

「かすりを身近にする」を企業ビジョンに掲げ、伝統技術を守りながら、現代のニーズに応じた商品を提案。和の常識にとらわれないカラフルなデザインが魅力です。

野村織物

明治31年創業の野村織物は、4代目が「絣を織ってなんぼ」の精神で製造。独自の色や柄を提案し、「懐かしい、でも新しい」久留米絣を生み出しています。

丸亀絣織物

明治元年から続く丸亀絣織物は、時代に合わせた色や柄の製品を手掛けています。スタッフ全員で楽しみながら作るユニークなデザインも特徴です。

イベントの特別企画

イベント期間中は、アンケートに答えると各織元から素敵なノベルティがもらえます。手作りの魅力が詰まった品々があなたの手に届くかもしれません。また、生地の販売会やカスタムオーダー会も実施されるため、お気に入りの生地を見つけるチャンスです。

福岡・九州の伝統が息づく久留米絣の魅力を、この機会にぜひ体感してください。