Mieliziaセミナー速報
2025-09-05 11:21:02

2025年EXPO大阪で実施されたMielizia主催のハチミツセミナーの全貌

イタリアのハチミツブランド「Mielizia」がまとう新たな風



2025年8月29日、大阪EXPOのイタリアパビリオンにて、「持続可能な未来のための不可欠なつながりとしての生物多様性と花粉媒介者(送粉者)」をテーマにしたセミナーが行われました。主催はイタリアのハチミツブランド「Mielizia(ミエリツィア)」及びその親会社である「CONAPI(コナピ)」です。今回は、様々な専門家による講演が組み込まれたトークセッション形式で、参加者に多くの知識を提供しました。

セミナーのハイライト



会議の冒頭、CONAPIのプレジデント、Mr. Giorgio Baracani氏が挨拶を行い、次にイタリアの昆虫学者であり作家のMr. Gianumberto Accinelli氏が登壇しました。彼は「生物多様性、生態系、地球、そしてミツバチの重要性」をテーマにレクチャーを実施。特に、ミツバチと養蜂家との良好な関係について詳しく解説し、ミツバチが私たちの生活に与える影響について考察しました。
また、日本の昆虫学者、光畑雅宏氏も参加し、「日本における養蜂、ミツバチ、そして生物多様性」について講演しました。彼はミツバチがどのように日本の農作物の受粉に関与しているかを説明し、私たちが普段口にしている食べ物がミツバチの存在によって成り立っていることを再認識させる内容となりました。

最後のセッションでは、Mrs. Nicoletta Maffini氏によるMieliziaのハチミツ製品のテイスティングが行われました。参加者は、提供された3種類のハチミツの違いを味わいながら、それぞれの風味の背景にある収穫時期や地域について教えてもらい、食の楽しみが広がりました。

イタリア料理とMieliziaハチミツのペアリング



セミナー終了後、会場はイタリアのテラスレストラン「EATALY」に移動しました。ここでは、イタリア料理と共にMieliziaのハチミツの食べ比べが楽しめました。その中には、ハチミツと相性抜群のチーズやハム、さらにはピザとの組み合わせがあり、参加者は異なる味わいを存分に堪能しました。
また、会場にはCONAPI社が設置したミツバチのビーホテルが展示されており、生物多様性を守る取り組みの一環として、多くの訪問者の目を引きました。このビーホテルは、木と葦で作られた小さな家で、ミツバチが安全に過ごせるシェルターとして機能します。

未来を見越した取り組み



CONAPIはイタリア全国養蜂家協同組合として、イタリア各地の養蜂家と共にミツバチとその生息環境の保護に尽力しています。1979年の設立以来、彼らは600名以上の生産者とともに、養蜂とハチミツの取り組みを進めてきました。
また、これらの取り組みは農薬の影響を抑える活動にもつながり、消費者に安心してハチミツを楽しんでもらうための重要な一環となっています。

今回のセミナーを通じて、私たち自身がどれだけミツバチに支えられた生活を営んでいるか、そしてその生態系を守る重要性を再認識する機会となりました。今後もMieliziaが提案する活動や製品には、大いに期待したいです。

参考リンク





画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

関連リンク

サードペディア百科事典: はちみつ MIELIZIA CONAPI

トピックス(ライフスタイル)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。