伝統文化と現代技術が融合した「神平楽」を関西万博で披露！

伝統と現代の融合、和製オペラ「神平楽」

2025年5月26日、関西万博にて、日本の伝統文化「神楽」と西洋音楽のオーケストラが融合した新たな舞台「神平楽（カペラ）」が上演されます。このイベントは、一般社団法人日本文化伝統産業近代化促進協議会（J-ART）が手がけるもので、日本の伝統芸術と近代技術を結びつけ、新たな日本文化を創造することを目的としています。

神平楽（カペラ）とは？

「神平楽」という言葉は、日本の伝統的な神楽と西洋のオーケストラのコラボレーションを表現しています。この舞台では、日本に残る神話や伝承に基づいた「地球創生」の物語が描かれ、観客に感動をもたらすことを目指しています。

舞台SAIVIOURの様子

（写真：2023年東大阪市文化創造館にて）

世界で愛される舞台、舞台SAIVIOUR

「神平楽」は、2000年に韓国で初めて上演され、それ以来世界7ヵ国で演じられてきました。2024年にはイタリアのフィレンツェにある世界最古のオペラハウス、ペルゴーラ劇場での上演も控えており、多くの観客から称賛を受けてきました。この作品は、古事記や日本書紀、風土記などの神話の物語を元にしており、古代の知恵を現代人に親しみやすく表現しています。

五感で楽しむ神話の舞台

関西万博での上演では、音楽、舞、映像が一体となり、観客に迫力と感動を与える演出が計画されています。日本の神楽の独特な舞いとオーケストラの美しい旋律が融合し、言葉の壁を超えて観客に伝わる体験が提供されます。また、観客を考慮し、英語の字幕も表示されるため、外国からの訪問者も物語を深く理解し楽しむことができます。

さらに、会場ではJ-ART代表理事の表博耀氏がデザインした縫い合わせ胴服の展示や和太鼓の演奏も行われる予定で、日本文化を多面的に体験できる機会が提供されます。

表博耀氏のデザイン