茨城の伝統が詰まった「笠間焼」とは
茨城県笠間市で生産される「笠間焼」は、江戸時代中期から続く歴史ある陶器で、国の伝統的工芸品にも認定されています。その特徴は、鉄分を含む粘り気のある土を使っているため、丈夫で温かみのある質感が魅力です。昨今、Standard Productsではこの笠間焼とのコラボレーション商品として、茶碗と小皿を新たに発売することを発表しました。
手作業で作られる温もり
新発売となる「笠間焼」の茶碗と小皿は、全10種。それぞれ5色の釉薬を用いて、職人の手によって一つ一つ丁寧に作られています。製造過程は、土づくりから始まり、成形、乾燥、素焼き、釉薬の施し、そして本焼きと続きます。これにより、全てが1点物となり、どの製品も uniqueな存在です。実際に店頭で手に取って、その魅力を感じてみることをお勧めします。
職人の思いと次世代へのバトンタッチ
この取り組みを支えるのは、窯元「向山窯」の若手職人たちです。彼らは、ただ単に美しい陶器を作るだけでなく、その中で技術を磨き、次世代の職人として成長する機会を得ています。「笠間焼の職人にとって、繰り返し同じものを手作りすることが重要だが、実際にそのスキルを磨く機会が少なくなっている」と向山窯の担当者が語ります。今回のプロジェクトを通じて、効率的かつスピーディに作陶する経験を積むチャンスを提供することは、地域産業の活性化にも寄与します。
商品概要
新発売の「笠間焼茶碗」と「笠間焼小皿」は、次のような特徴を持っています。
- 価格:1,000円(税込1,100円)
- 種類:全5種(白、黒、伊羅保、黒マット白萩、白萩緑)
- サイズ:約直径12cm
- 価格:500円(税込550円)
- 種類:全5種(白、黒、伊羅保、黒マット白萩、白萩緑)
- サイズ:約直径10cm
これらの商品は、お食事の際に使うだけでなく、インテリアとしても活躍します。
Standard Productsの使命
Standard Productsは「ちょっといいのが、ずっといい」というコンセプトをもとに、長く愛される商品を目指して開発を進めています。環境にも配慮した製品の提供に加え、地域産業とのコラボレーションに力を入れ、持続可能な社会を実現するための取り組みを続けています。
今後も多くの素晴らしいアイテムが登場することが期待されます。皆さんもぜひ、茨城県の伝統技術が息づく「笠間焼」を手に取って、その魅力を体感してみてください!