HONGOWARE誕生!
2025-02-19 13:35:37

会津本郷焼のおしゃれな新ブランド HONGOWAREが誕生!

会津本郷焼のおしゃれな新ブランド HONGOWAREが誕生!



日本の伝統的な焼物である会津本郷焼が、新たに統一デザインで展開するブランド「HONGOWARE」を発表しました。このプロジェクトは、会津本郷焼事業協同組合によるもので、その始まりは420年前にまで遡る飽くなき歴史の中で、多様な特徴を持つ焼物を一つのブランドとしてまとめ上げる試みです。

HONGOWAREの背景と意義



「HONGOWARE」という名称は、会津本郷焼の「HONGO」と、食器を意味する「TABLEWARE」を融合させた造語です。このプロジェクトの目標は、彼の焼物に触れた人々がその魅力を理解し、食卓を彩るアイテムとして親しんでもらうことです。

会津本郷焼は、陶器と磁器の両方の原料がこの地で見つかり、それぞれの窯元が個性を活かして作陶していますが、同じ産地としてのアイデンティティがやや認知されにくいという課題が飛び出しました。そこで、共通の形状のもとに各窯元が独自の技法やスタイルを盛り込むという新しいアプローチが取られることになりました。

第一弾マグカップの魅力



HONGOWAREの発表第一弾として、複数の窯元が手掛ける統一デザインのマグカップが登場します。価格は3,300円から9,900円(税込)で、販売は2025年の春から始まります。オンラインショップでの先行販売も予定されており、気軽に手に入れることが可能です。

特に、陶房彩里や樹ノ音工房、草春窯など、名のある窯元が参加しており、それぞれの個性を活かしたデザインを楽しむことができます。デザイナーとして参加している阿部薫太郎氏は、今回の製作にあたり、現代の利用シーンを意識し、スープカップとしても使える形状を提案しました。

会津本郷焼の歴史と未来



会津本郷焼は、1593年に始まったルーツを持ち、長い歴史の中で数多くの陶磁器作品が生み出されてきました。特に、明治から大正の時代には海外への輸出も盛んに行われ、地域全体で100軒以上の陶磁器関連事業所が存在していました。現在も12軒の窯元がそれぞれの個性を尊重し、創作活動を行っています。

HONGOWAREは、会津本郷焼の新たな展開を象徴するプロジェクトであり、各窯元のアートが日常生活で気軽に楽しめることを目指しています。これからの製品ラインナップには、さらに多様な形状の食器が加わる予定で、生活シーンを明るく彩るアイテムが登場します。

これからの展望



HONGOWAREを通じて、会津本郷焼が多くの人々に愛されることを願う会津本郷焼事業協同組合。新しいデザインの焼物は、各々の家庭や食卓に華やかさを加えることでしょう。伝統的な工芸品が日常に溶け込む様子をぜひ、楽しんでください。

【詳細情報】
会津本郷焼事業協同組合公式サイト
オンラインショップはこちら
会津本郷陶磁器会館へのアクセス

伝統を重んじながらも新しい形を追求するHONGOWARE。このブランドを通じて、会津本郷焼の新たな魅力に触れてみてください。


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