地域と学生の防災訓練
2025-03-26 17:11:48

災害に強い地域づくりを目指して!学生と地域が共に学ぶ防災訓練

災害に強い地域づくりを目指して!学生と地域が共に学ぶ防災訓練



先日、埼玉県杉戸町で地域の力と学生の力を融合させた第12回協働型災害訓練が実施されました。この訓練は「地域のチカラ×学生のチカラ〜防災×ゲーミフィケーション〜」をテーマに、地元住民だけでなく多様な団体や学生が共に参加し、実際の災害時の対応力を高めることを目的に行われています。

食糧支援の重要性を学ぶ



会場では、特定非営利活動法人フードバンク埼玉の永田信雄理事が食糧支援についての講演を行いました。彼は、令和6年に予定されている能登半島地震への対応や、災害時における食糧支援の最新情報を提供しました。特に、食糧支援は災害時の生存に直結する重要な要素であり、地域社会がその仕組みを理解し協力することが大切だと訴えました。

参加者は昼食時にフードバンク埼玉が提供した非常用備蓄食品を試食し、実際にどのような食品が災害時に役立つかを体験しました。こうした実習を通じ、参加者同士での意見交換も活発に行われ、非常時における食糧支援の必要性が深く理解されたようです。

災害支援の未来に向けて



さらに、この訓練では非常食の仕分け体験も行われました。参加者たちは実際に非常食セットを手に取り、どのように分別するかを学びました。この活動は、災害時に迅速な支援を行うためには、事前の準備と訓練が不可欠であることを認識させる機会となりました。また、講師は東日本大震災当時のスーパーアリーナでの支援活動についても回顧し、たくさんの教訓を提供しました。

これからの活動に期待



フードバンク埼玉は今後も地域の食糧支援活動を継続しつつ、災害時の支援にも着目していくとのこと。地域の皆さんが一丸となって協力し合い、常日頃から防災意識を高めることが今以上に重要です。これからも多くの人に活動への理解と支援をお願いしたいとしています。

開催概要



第12回協働型災害訓練in杉戸は、彩の国いきいきセンターすぎとピアとオンラインのZoomで開催されました。参加者は首都圏周辺の自治体職員や防災に関心のある人々で、定員を設けて行われました。

このように、学生と地域が一緒に防災を学び、協力することで、災害に強い社会を作り上げることが求められています。今後も地域の力と学生の力が一つになり、持続可能な防災社会の形成に寄与することが期待されます。


画像1

画像2

画像3

画像4

関連リンク

サードペディア百科事典: 防災 フードバンク埼玉 災害訓練

トピックス(ライフスタイル)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。