再エネ100%への挑戦
2025-11-27 11:29:55

三菱食品が再エネ100%を目指す非化石証書導入を発表!

三菱食品、非化石証書で再エネ100%を実現へ



三菱食品株式会社は、Carbon EX株式会社との協業により、非化石証書を導入し、実質再エネ100%の実現に向けた取り組みを拡大しています。この新たな試みは、全国約400の事業所で使用する電力を再生可能エネルギーへと転換し、2030年までのCO2排出量の大幅削減と、サプライチェーン全体の脱炭素化を目指すものです。

非化石証書とは?


非化石証書は、CO2を排出しない環境価値を持つ電力の取引制度です。再生可能エネルギーや原子力で発電された電気の価値を証書として販売できる仕組みで、三菱食品にとっては再エネ利用の促進に繋がる武器となります。

背景と目的


三菱食品は、国内外にわたる加工食品や低温食品、さらには酒類や菓子などの卸売を手掛けており、国全体に広がる物流ネットワークを構築しています。この状況下で、食のインフラを支え、安定供給を図ると同時に、食品廃棄の削減など社会的責任を果たすことを目指しています。

特に、全国の物流センターではエネルギー使用量の約9割が電力に依存しており、そのうちの40%を占める賃貸拠点では再エネ化が難しいという課題に直面していました。これまで、三菱食品は直接契約をしている拠点でCO2フリープランへの切り替えを行っていましたが、2030年の削減目標を達成するためには、さらに新たな対策が必要でした。

そこで、コストと信頼性を兼ね備えた再エネ化のため、非化石証書を導入する方針を打ち出しました。これは、Carbon EXの専門知識と市場理解を活かし、全国的に再エネへの転換を促進する体制の構築を図るものです。

未来への展望


三菱食品は、非化石証書の導入を単なる削減施策には留めず、再エネ創出への投資と考え、持続可能な発展を目指しています。今後は省エネと創エネの両立を図り、円滑な削減体制の構築を進めると共に、サプライチェーン全体での脱炭素化を促進していく計画です。

このように食ビジネスを通じて社会に貢献してきた三菱食品は、Carbon EXとの提携を通じて、業界全体に脱炭素の波を広げ、次世代へと持続可能な食のインフラを受け渡す決意をしています。

会社情報


Carbon EX株式会社


  • - 代表者: 西和田 浩平、竹田 峻輔
  • - 所在地: 東京都港区虎ノ門1-10-5 KDX虎ノ門一丁目ビル WeWork 4階
  • - 事業内容: カーボンクレジットや排出権取引所「Carbon EX」の運営
  • - 公式HP: Carbon EX公式サイト

三菱食品株式会社


  • - 代表者: 代表取締役社長 京谷 裕
  • - 所在地: 東京都文京区小石川一丁目1番1号
  • - 事業内容: 国内外の加工食品、低温食品、酒類、菓子などの卸売、物流事業等
  • - 公式HP: 三菱食品公式サイト


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