幸若舞「宝剣」公演開催のご案内
日本の伝統文化を守り続ける幸若舞の公演「宝剣」が、令和7年11月15日(土)に深川江戸資料館の小劇場で開催されます。この舞踊公演は、幸若舞の継承者である三代目若柳吉三次、幸若 知加子によるものです。
幸若舞の魅力とは
幸若舞は、室町時代から江戸時代にかけて日本の舞台芸術に大きな影響を与えた、いわば日本最古の幻の舞とも称されています。摺り足での滑らかな動き、腰を入れた踏み込みは、現代の能や歌舞伎、浄瑠璃など、さまざまな伝統芸能に通じる要素を数多く含みます。その中でも、特に有名なのが「敦盛」です。この作品は、戦国時代の武将・織田信長が舞ったとされており、「人間五十年下天のうちを比ぶれば夢幻の如くなり」という名言を印象的に表現しています。
公演概要
- - タイトル:幸若舞「宝剣」
- - 日付:令和7年11月15日(土) 15:00~
- - 場所:深川江戸資料館 小劇場
- - 料金:3,000円(全席自由)
この公演は、幸若舞の真髄を生で体験できる貴重な機会となります。舞の背後にある深い歴史や文化を感じながら、ぜひともその空間をお楽しみください。
幸若 知加子のプロフィール
三代目若柳吉三次、すなわち幸若 知加子さんは、幸若舞の継承者の一人であり、清和天皇の子孫でもあります。日本舞踊家としても活動し、幼少期から祖父と父からの指導を受けて成長しました。2025年10月には、名乗りを改め、三代目若柳吉三次として名を馳せる予定です。
彼女の作品は、羽田空港国際線ターミナルの大型ビジョンにても上映されており、四季をテーマにした三作品が24時間体制で流れています。これにより、彼女の才能と幸若舞の美しさが広く知れ渡ることとなりました。
最近では、聖徳太子の御恩忌大法会や出雲大社での奉納など、各地でその演技が行われており、彼女が持つ日本の伝統芸能の深い文化を広める役割を果たしています。
最後に
イベントの詳細やチケットの購入については、江東区深川江戸資料館の公式ウェブサイトをチェックしてください。幸若舞「宝剣」の舞台は、伝統と現代が交差する美しい瞬間をあなたに提供します。
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また、幸若 知加子さんの活動については、以下のリンクからもご覧いただけます。
新しい時代の幸若舞を皆さまに是非体験していただきたいと思います。