日本の発酵技術を活かす株式会社オリゼは、社会課題の解決を目指す企業として知られています。最新の取り組みとして、2025年1月23日に石川県野々市のエンジェル保育園に非常食用の米麹グラノーラを180袋寄贈することが発表されました。この寄贈活動は、昨年の能登半島地震の影響を受けた地域への支援の一環であり、地域の防災力向上に寄与することを目的としています。
今回寄贈されたグラノーラは、オリゼが開発したもので、特に子供たちが喜ぶような工夫がされています。一般的に非常食と聞くと、パンやクラッカーを思い浮かべる人が多い中、この米麹グラノーラは新しい選択肢として位置づけられています。代表取締役の小泉泰英氏は、食事の楽しさを感じてもらうために、どうにか貢献できないかと考え、この商品を製造したと語っています。
米麹を使用しているため、砂糖を使わずに自然の甘みで仕上げられている点も大きな特徴です。子供たちにも安心して食べさせることができ、避難生活によるストレスからくる便秘対策にも寄与することが期待されます。オリゼの米麹グラノーラは、健康を意識した女性やお母さんたちにとっても嬉しい一品です。
寄贈の際には、理事長の徳野新太郎氏もコメントを寄せ、オリゼからのグラノーラ提供が防災訓練強化や非常食の備蓄などの取り組みに大いに寄与することが期待されると述べました。地域に根ざした企業としての責任を果たし、少しでも子供たちの笑顔を増やすことができればとの思いが込められています。
また、このグラノーラは、ストックしておくにも便利。袋を開けた瞬間に手軽に食べられるよう工夫が施されており、スプーン付きでのお届けとなります。長期保存も可能で、災害時の備えとして重宝します。
製品はオリゼの公式ECサイトで販売中で、7つ入りセットや14袋入りセットなどから選べるため、家族や友達と共有することができます。オリゼブランドの甘味料である米麹発酵糖分を使用しているため、当然、罪悪感なく美味しい甘みを楽しむことができます。
オリゼは、循環型社会を目指しており、米麹由来の発酵甘味料を通じて多くの人々の健康を支援しています。今後も地域社会を支える活動を続けていくことが期待されます。
「皆様方の一日も早いご復興を心よりお祈り申し上げます」と小泉社長が語るように、社会貢献としての活動が進むことが望まれます。今後もオリゼの取り組みに注目し、エンジェル保育園の子供たちが未来に笑顔で暮らせるよう、私たちも応援していきたいですね。