音楽配信の新たな道を切り開く「narasu」
音楽配信業界は日々進化を遂げていますが、その中でも特に注目を集めているのが、音楽配信代行サービス「narasu(ナラス)」です。株式会社ローディアムが提供するこのサービスは、アーティストが自分の楽曲を広く届ける手助けをしています。そして最近、narasuが新たに「music.jp」への楽曲登録に対応したという朗報が届きました。
新たに加入した配信ストア「music.jp」
narasuが対応を開始した「music.jp」は、最新のJ-POPや洋楽のヒット曲から懐かしい定番曲まで、多様なジャンルを高音質でお楽しみいただける音楽配信ストアです。このプラットフォームでは、パソコンやスマートフォン、タブレットから簡単に楽曲をダウンロード販売することができます。
さらに、narasuのユーザーはこの「music.jp」への楽曲登録を、追加料金なしで行うことが可能です。これは特にアーティストにとって大きなメリットとなるでしょう。これにより、narasuは世界180ヵ国以上の約50の配信ストアへの楽曲登録が可能になり、アーティストはより多くのリスナーに自分の作品を届ける機会が広がるのです。
「narasu」によるアーティスト支援の取り組み
narasuは単なる音楽配信代行サービスにとどまらず、アーティストをさまざまな形でサポートしています。各アーティストのニーズに合わせた柔軟な料金プランを2種類用意しており、無制限に配信できる「配信し放題プラン」と、リリース毎に1回だけ支払う「1回払いきりプラン」から選択可能です。
特に「1回払いきりプラン」は、更新料が不要でリーズナブルですので、これから音楽配信を始めたい方にも最適です。また、自身の楽曲がYouTubeで使用された場合に収益化することができる「YouTubeマネタイズサービス」も提供しています。これによりアーティストは新たな収益源を得るチャンスを手に入れます。
音楽の新しい形—ボカロとのコラボレーション
さらに、音楽配信においてユニークなのは、ボーカロイドや音声合成ソフトを利用した楽曲配信が可能で、多くのキャラクターに対応している点です。現在は69キャラクターが利用できており、このような創造的な表現手法を通じて、多様性にあふれる音楽が届けられることとなります。
会社の背景と今後の展望
株式会社ローディアムは、2005年に設立され、「Make better by design」というミッションを掲げるデザイン会社。音楽配信に特化したサービスを展開するようになったのは、2015年からのこと。2017年には「C-MAP」を開発し、音楽配信業界に進出しました。その後、2020年12月には国内初のサブスクリプション型音楽配信代行サービス「narasu」を開始。
今後もnarasuはアーティストの可能性を広げるための新しい取り組みを行っていく予定です。映像配信事業への進出も計画されており、Netflixなどと連携した革新的なコンテンツの提供も視野に入れています。
公式サイトやSNSを通じて、音楽の夢を追いかける全てのアーティストをサポートし続けていくnarasu。これからのアーティスト支援の動向に目が離せません!