BeeCruiseがファンビジネスの新たな道を切り開く
BeeCruise株式会社が、株式会社アクセルエンターメディアとの戦略的業務連携を発表しました。この提携によって、海外のファンがアーティストの公式グッズを購入する機会が広がります。BeeCruiseはのサービスは、越境ECを通して海外展開を強化し、アーティストや映画、アニメなどのファンに新たな体験を提供します。
戦略的業務連携の背景
アクセルエンターメディアは、15年以上にわたり200件以上のファンクラブサイトの運営を手掛けてきた実績を持っています。この経験を結集し、ファンクラブを介してアーティストとファンをつなぐことを目指しています。最近のSNSや動画配信サービスの普及により、日本のアーティストのファンコミュニティは国外に広がりつつあります。これに伴い、アクセルエンターメディアは国内外のファンが同様にアーティストを支援できる仕組みが必要だと考え、そのためにBeeCruiseとの連携を決定したのです。
この業務提携により、アクセルエンターメディアが運営する通販サイトは、越境販売対応の「Buyee Connect」を活用します。これにより、約120の国と地域に向けてアーティストの公式グッズを販売することが可能になります。
海外販売のサポート体制
海外販売における主な課題である言語対応やカスタマーサポート、配送は、BEENOSグループが一括で対応します。これによって、海外のファンもストレスなく購入体験を楽しむことができるようになります。最初の対応サイトは「AXELSTORE」など5つの通販サイトで、今後さらに拡大を予定しています。
今回の連携は、ただの販売にとどまらず、アーティストやキャラクターIP独自の特別な購入体験を提供することにより、ファンたちが楽しめるエンタテインメント要素の強化にも繋がります。これにより、ファンはアーティストとより深く結びつくことができるようになります。
アクセルエンターメディアの思い
アクセルエンターメディアは、今後の海外展開を見据え、日本のエンターテインメント産業の発展を目指しています。代表取締役社長の三野善之氏は、「海外展開の加速を実現し、ファンが楽しめる購入体験を提供するために、BeeCruiseとの提携は非常に重要」です。彼らは、日本のアーティストやIPを世界に広めるための新たな一歩を踏み出しました。
BeeCruiseの役割
BeeCruiseは、BEENOSグループの一部として、さまざまな越境ECサービスを提供し、日本企業の海外展開をサポートしています。国際配送サービスや海外マーケティングなど、多岐にわたる支援策を用意しており、これにより日本のアーティストも国際市場での競争力を高めていけるでしょう。
今後、BeeCruiseはより多くの海外ファンを日本のアーティストに結びつけ、クロスボーダーの市場を開拓していくことを目標にしています。この取り組みは、アーティストにとってもファンにとっても、新たな可能性を開くものです。ファンビジネスと国境を越えた文化交流の未来に、期待が高まります。