視覚障がい者支援
2025-10-03 12:27:49

ファンケルのメイクセミナーが視覚障がい者の自立を応援!

ファンケルが視覚障がい者向けメイクセミナーを開催



株式会社ファンケルは、2025年9月11日、川崎市視覚障害者情報文化センターと共に、特別なメイクセミナーを開催しました。場所は神奈川県川崎市の麻生区に位置する同センターで、視覚に障がいのある方々8名が参加し、充実した時間を過ごしました。本セミナーは両社初の共催イベントであり、注目を集めました。

川崎市視覚障害者情報文化センターは、地域の視覚障がい者を支援する重要な役割を果たしており、ファンケルとのコラボレーションが実現したことで、より多くの方々にメイクの楽しさを伝えることができました。詳細な情報はこちらのリンクから確認できます。 川崎市視覚障害者情報文化センター

セミナーの流れ



当日は、まずスキンケアからスタートしました。化粧液や乳液は、手を使って丁寧に肌になじませることが重要で、これにより肌の感触が大きく変わることを実感していただきました。スキンケアの基本を押さえることで、メイクアップの効果も高まります。

次に、化粧品容器の使い方について特別な技術「タッチマークシール」を紹介しました。このシールは、視覚に障がいのある方が化粧品を触覚で識別できるように開発されたもので、実際に従業員がその開発に携わったものです。点字ではなく、シンプルなマークで区別できるため、参加者全員が手軽に自分のアイテムを見分けることができました。

メイクの実習



続いて、参加者自身の手でメイクを施す方法を学びました。ベースメイクには、CCクリームを使用し、その塗り方のテクニックを伝授。残りの7mmパールを手に取って適量を確認しながら、初めて自らの肌に塗布していく体験は、参加者にとって新たな発見となりました。

ポイントメイクについては、筆やチップを使わず、指で直接色を乗せる方法を体験。多くの参加者から「これなら自分にもできそう!」という明るい声が聞かれました。サポート役の方々と共に、各自の好きな色を選び、メイクを完成させていく姿は、非常に印象的でした。

参加者の声



メイクを初めて体験した方々からは、「メイクが簡単にできて気持ちが明るくなった」「外出が楽しみになった」といった感想が続出しました。また、「無添加の製品なので安心して使えた」という声もあり、ファンケルの自然派志向が高く評価されました。

セミナー終了時には、参加者全員が満足そうな笑顔を浮かべ、「きれいになったね」との褒め言葉が飛び交い、温かい雰囲気の中で幕を下ろしました。

企業の今後の取り組み



ファンケルは、今後も視覚に障がいのある方々の社会参加を応援し、全ての人が活き活きと輝ける社会を実現すべく、新たな取り組みを展開していく方針です。1988年からセミナーを行い、視覚に障がいがある方の自立支援に貢献してきた実績をもとに、さらに多くのチャンスを提供していきます。

参考リンク



これからもファンケルは新たなチャレンジを続けていきます。


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