佐賀大学による土産品パッケージデザイン発表会
2025年3月21日、九州佐賀国際空港の「sagair」前イベントスペースで、佐賀大学芸術地域デザイン学部が参加する土産品パッケージデザイン発表会が開催されます。このイベントは、佐賀県産品の販路拡大を目指し、デザイン視点から県産品の魅力を最大限に引き出すことを目的に行われています。
設立の背景と目的
さが県産品流通デザイン公社は、地域の特産品を支援し、その魅力を広めるために様々な取り組みを行っています。昨年9月には、佐賀大学芸術地域デザイン学部との協働で、県産品のPRを目的としたPOPUPイベントを成功させました。その成果を受けて、今回の土産品パッケージデザイン発表会に繋がっています。
過去のワークショップでの成果に基づき、大学生たちは「SHOGETSUDO」の焦がし醤油パイを対象としたデザインを考え、訪れる空港利用者の心を掴む「魅力的なパッケージ」を目指しています。全国各地から訪れる人々が手にしたくなるようなデザインを、若い感性を活かして発表します。
発表会の詳細
この発表会は、3月21日(金)の午前10時から12時にかけて行われます。まず、18作品がエントリーされ、その中から予選を通過した5作品が公開プレゼンテーションを行います。そして、選ばれた1作品については、実際にパッケージ制作が進められる予定です。
プレゼンテーションの審査員
審査は、著名な業界の専門家が行います。審査員には、洋菓子店「SHOGETSUDO」のオーナーシェフである米倉速斗さん、東京のセレクトショップのバイヤーである山田遊さん、グラフィックデザイナーの吉岡由実加さん、佐賀県政府のデザイン企画主幹である近野繭子さん、そしてさが県産品流通デザイン公社所長の副島三記子さんが名を連ねています。
sagair について
「sagair」は、佐賀県の特産品を集めたスーベニアショップです。佐賀の魅力を発信するため、地元の農産物や工芸品、食品などの販売を行い、訪れる旅行者に佐賀の良さを感じてもらう場となっています。オリジナルブランド「SAGASU」や、ここでしか手に入らない独自の商品も取り揃えており、買い物を通じて佐賀を体感できるスポットとして人気です。
まとめ
佐賀大学芸術地域デザイン学部による土産品パッケージデザイン発表会は、ただのデザイン発表ではなく、地域の魅力を再発見し、観光客に感動を与える重要なイベントです。今後、どのような作品が選ばれ、実際のパッケージにどう反映されるのか、期待が高まります。佐賀の特産品がどのようにデザインされるのか、ぜひ足を運んで確認してください。これも佐賀県の文化の一環として、多くの人にとって楽しみなイベントとなることでしょう。